アーチェリー部(女子)
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【アーチェリー部女子】近大に敗れ、優勝逃す

5月8日、同志社大学京田辺キャンパス洋弓場(京都府)で女子第57回関西学生アーチェリーリーグ優勝決定戦が行われた。出場メンバーは、白川(商4)、関根(スポ1)、上原(スポ3)、中川(法2)、武内(スポ3) 。70㍍ラウンドのトータル、1777-1943(上位3名の合計)で近大に敗北し、準優勝となった。

優勝決定戦の相手は強豪、近大。圧倒的実力を誇る近大を倒すべく、「強い気持ちを持って今までしてきたことを全て出し切ろう」(白川)と試合に臨んだ。

円陣を組む選手ら

並んで矢を射る選手たち

風が吹き頻る中、開始した70㍍ラウンド前半戦。

1エンド目、武内を除く全員が50点以下。一方、相手校の近大は全員が50点以上と、出だしから差をつけられる。

しかし3エンド目にルーキーの関根が58点を出す。その後も、勢いそのまま52、53点と続き、上回生にも劣らぬ実力を見せつけた。

また、終始安定感ある強さを示したのは武内だ。ほぼ全てのエンドで50点代をキープし、上回生としての意地を見せた。

ガッツポーズをする武内

前半戦は975-909で終了。近大に大きくリードを許したまま、後半戦へと進んだ。

何としてでも差を縮めたい後半戦。しかし1エンド目、エースの上原が大きく外しMをうつ。他の5射の当たりは良く、高得点を狙えただけにMは痛手となった。続く2エンド目は56点。これまでの経験で培った修正力を生かし、徐々に調子を取り戻した。

狙いを定める上原

また、前半戦では調子が良かった関根が3エンド目で30点を出すという展開に。4エンド目では53点を出し回復の兆しを見せたかと思われたが、5エンド目では40点。不安定な得点の連続に、浮かない表情を見せた。

チーム全体的に点数は前半を大きく下回る結果に。巻き返すことが出来ないばかりか、近大との点差はさらに開き、トータル1777-1943で敗北を喫した。

結果発表を聞く選手たち

リーグ優勝に向けて着実に力を付け、成長してきた同志社。しかし強豪、近大の前ではその力を発揮することが出来ず、悔しい結果に終わった。これまで必死で戦い抜いてきたからこそ、部員の目からは涙が溢れる。

だが、戦いはこれで終わりではない。「王座優勝を目指す」(白川)。6月に控える王座に向けて鍛錬を重ねる日々が続く。必ずや今日の雪辱を果たし、勝利の座に返り咲いてほしい。(西村早智)

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