アーチェリー部(男子)
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【アーチェリー部男子】着実に進歩し、開幕3連勝!

4月17日、同志社大学京田辺キャンパス洋弓場で男子第62回関西学生アーチェリーリーグ戦第3戦が行われた。同志社からは、安本(経4)、高井(スポ1)、畑本(商3)、長船(商3)、本庄(商3)、大西(商3)、高久(商3)、長田(商2)の8人が出場。京大に3251-3010(上位5名合計)で勝利し、リーグ戦開幕から3連勝を飾った。

近大との優勝決定戦に向け、これまでの課題を修正していきたい第3戦。主将塚田(スポ4)が不在という状況でも、全員が気持ちをぶらすことなく今大会に臨んだ。

左から畑本、長船、本庄

改善点としてあげられた出だしについては、多くのメンバーが10点を連発。3戦目にして克服の兆しが見えた。また、2エンドを含めると6人が50点を上回る結果に。半数が50点を切った先週と比べると、今回の改善は大きな収穫となった。

行射する高井

前半安定感を見せたのは、先週から起用され始めた高井だ。世界大会に出場した経験から、リーグ戦でも存在感を放った。新天地で慣れない環境ではあったものの、自分の流れをうまく作る。この回311点と、部内首位タイで前半を終えた。

また、一貫して強さを示したのは、最高学年の安本。50㍍ラウンドではXを4つ打ち抜き、50点台を維持し続けた。「4回生のいないリーグ戦にならないように」。後輩たちの勢いに呑まれることなく、先輩としてのプライドを見せつけた。

ガッツポーズする安本

序盤から調子をあげる同志社。途中崩し始める選手に対しても、メンバー全員で補完し合い、全員の合計点で勝負する。1550-1416とリードで前半を折り返した。

30㍍ラウンドでは30金が連発。得点板は55点以上を示す赤文字で埋め尽くされ、チーム全体としてまとまりが出始めた。また、9、10エンド目に60金を出した高井。「嬉しかった。最後狙うところがあったので、リズムよく打っていきたい」(高井)。ラストまでチームを引っ張り、成績に満足することなく真摯に自分の射を振り返った。

30金で喜びを爆発させる大西
喜びをあらわにする長船

危なげなく30㍍が終わり、5total 3251-3010で試合終了。今季最高得点とはなったが、近大を倒すために十分な点数とは言えない。3射ごとというリーグ戦のルールをうまく利用し、どれだけ気持ちの切り替えができるかが今後の課題だと長田コーチ(理工卒)は語った。

応援メンバー

主要メンバーが欠けている中でも、「チーム全員」という意識を忘れないアーチェリー部。試合に慣れてきたこともあり、今週も選手からはリラックスした表情が見受けられた。どうすればチームを盛り上げていけるのか、細かいところまで決めるサポートメンバー。自分が打ち終わった後でも、他メンバーを応援し続ける選手陣。勝利することだけでなく、勝利までの道のりも大切にしている。第4戦は甲南大との戦い。関西制覇を目指して、一直線に突き進め。(濱田夏実)

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