
男子第65回関西学生アーチェリーリーグ戦第3戦
4月20日、関西学院大学洋弓場(兵庫県)で男子第65回関西学生アーチェリーリーグ戦第3戦が行われた。同志社からは、鷲津(商4)、菊澤(スポ1)、木下(スポ2)、黒田(政策3)、瀧川(スポ4)、櫻井(商1)、茶畑(スポ1)、奥西(文情2)、MC富岡(スポ2)、MC中埜(法3)の10名が出場。京大に3202-2969で同志社が勝利した。

男子は50㍍ラウンド、30㍍ラウンド地点それぞれで3射を12セット繰り返す。自チームの最終上位5名の点数を競い合う。女子と同じく世界ユース選手権大会最終選考会に吉田悠(商3)、武内(商1)の2名が参加のため欠員。「点数でチームを引っ張ってくれている2人が抜けるため、危機感を持って準備していく」(鷲津)。鷲津は培った実力を遺憾なく発揮し、大きくチームに貢献した。主力選手の不参加が見通されていた中で、着実に練習を積んできた同志社。

しかし対京大に打ち勝つもいつもの流れに乗り切れず点数は伸び悩んだ。「自分がチームを引っ張る自覚を持ち、適度な緊張感で臨めた」(木下)。鷲津に続きチーム2位の成績を収めた木下。変化のあった周りに対応し自分自身の経験値へと変える。前試合と比べ少し落としたものの3位の成績を残した茶畑。甲南高校では主戦力として死力を尽くし今新たなスタートラインに立つ。「主力のメンバーがいない中でも楽しく打つことができた」(茶畑)。アーチェリーに紳士に向き合い同志社アーチェリーの将来を担う一員だ。今試合で成績を伸ばしたのは瀧川。前回の課題点を見事に修正し、大きな上がり幅を作り出す。奥西、黒田、菊澤、櫻井も点数は伸び悩むも一射一射を丁寧に射抜く。

30㍍ラウンドでは鷲津、木下、茶畑がチームをけん引。京大にプレッシャーをかけ見事に勝利した。
「この先に待つ優勝決定戦に向けて、点数で近畿大学に圧をかけれるようにしたい」(鷲津)。次戦は対関大戦。世界ユース選手権大会最終選考を通過した吉田悠、そしてあと一歩届かなかったが期待のルーキー・武内が合流する。同志社は最後のアウェー戦を迎える。全員で的を射抜き、頂点まで躍動し続ける。(青山由菜)