アーチェリー部(男子)
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【アーチェリー部男子】悔い残るも、インカレで健闘

 8月13・14日に服部緑地陸上競技場特設レンジ(大阪府)で第60回全日本学生アーチェリー個人選手権大会が行われた。同志社からは決勝ラウンドに4名が進出。岩尾(文情2)がシュートオフの末に敗れ、第9位となった。

 1日目の予選ラウンドでは1人72射をうち、その合計点数で競う。前半は風が強く吹く悪状況で点数が伸び悩むメンバーが多かった。しかし、後半は調子を取り戻し、着実に点数を伸ばす。その結果4名が上位32位内にくい込み、2日目の決勝ラウンド出場を決定させた。

行射する高井

 2日目の決勝ラウンドでは1セット3射ずつうち、6ポイント先取で勝敗が決まる。1/16イリミネーションラウンドでは長田(商2)と高久(商3)が格上の選手を相手に奮闘。どちらも1セットは獲得したが敗戦となった。高井(スポ1)は1日目の予選ラウンドを上位で通過したものの、決勝ラウンドでは理想の射ち方が出来ず低調。敗北に悔しさを滲ませた。

フォロースルーをする長田
行射する高久

 一方岩尾はシュートオフにまでもつれ込む激戦を繰り広げる。緊迫した雰囲気の中でも見事9点を射抜き、1/8イリミネーションラウンドに進出した。

行射する岩尾

 ハイレベルな戦いは続き、応援する部員たちの「ナイショー!」の声が止まらない。ここでも対戦相手と互角に張り合い、本大会2回目のシュートオフに挑んだ。「狙っている時の迷いがミスにつながった」と惜しくも7-8で敗退。1/4イリミネーションラウンド進出を逃した。

握手をするメンバー

 夏の集大成として実りの多かった本大会。「みんなで刺激し合いながら切磋琢磨できることが個人で戦う期間のいいところ」。(高久)この夏の各々の成長が強いチーム作りの糸口になることは間違いないだろう。これから全日本選手権や日本代表選考会などそれぞれの目標に向かって全力を尽くす高久組。個人でもチームでもさらなる高みを目指す彼らに期待が膨らむ。(文責:俣野百香 撮影:濱田夏実)

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