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【ラグビー部】新入生が立命大に奮闘するも敗北

立命館ラグビー祭

【本日のスタメン】

1.竹ヶ原(文情1)2.芦髙(法1)3.浦松(スポ1)4.前川(スポ1)5.朝原(社1)

6.木下航(政策1)7.家(ILA1) 8.西本(社1)9.中嶋(法1)10.丹羽(法1)

11.幡(経1)12.田崎(法1)13.吉田篤(法1)14.河野剛(スポ1)15.土手野(理工1)

パスを出す中嶋

 5月3日、立命館ラグビー祭が立命館大学BKCグリーンフィールド(滋賀県)で行われた。同志社の1年生と立命大の1年生が激突。後半に追い上げを見せるも、前半の失点が足かせとなり26-40で敗北を喫した。

 1年生にとってデビュー戦となった今試合。「コーチの方からも自分をアピールする場だと聞いて、強みであったり良さをアピールしようと思った」(土手野)と自身の実力をアピールするためにも、燃える思いをぶつけて試合に臨んだ。

果敢に攻撃を仕掛ける河野

 立命大のキックオフで試合がスタート。すると前半5分、同志社の反則からピンチが訪れる。自陣でのプレーを強いられ、敵の猛攻に耐えきれず失点。貴重な先制点を許した(0-7)。その後は、同志社も反撃に出るが得点には繋がらない。「ゴール前まではいけたが最後トライを取りきるというところで、自分たちがミスをしてしまう」(中嶋)。敵陣深くまで攻め込むが、フォローの遅れやミスから相手にボールを献上。チャンスを生かしきることができなかった。


 同10分、再び得点表が動く。自陣22㍍ラインまで侵入されると、立命大の流れるようなパス回しに対応できずトライを許した(0-14)。続いて同14分にも独走トライを喫し、更に差を広げられた(0-21)。その後は両チーム一進一退の攻防を展開するも、同32分に再び追加点を奪われ0-28の無得点でハーフタイムを迎えた。

ボールを蹴る丹羽

 「何を改善するかというところ1つ決めて、フォワードとバックスともに、まず1対1でチャンネルをしっかりするということを話し合った」(浦松)。ハーフタイムで冷静に戦況を分析しあい、臨んだ後半。同志社が反撃ののろしを上げる。
同1分、浦松が相手防御網に生じたギャップを突きチーム初得点を記録した(7-28)。相手を射程圏内に捉えたものの、すぐに取り返され再び4トライ差に(7-35)。しかしここから丹羽を筆頭にゲームを立て直した。
 

突破を試みる西本


 同9分、相手の意表を突いた田崎がインターセプトからそのままインゴールに飛び込み、流れを引き寄せた(14-35)。同16分にも河野からオフロードパスを受けた朝長がトライをあげる(21-35)。着実に差を縮めると、同23分にも土手野がグラウディングに成功(26-35)。9点差にまで詰め寄り緊迫感を一気に高めた。しかし、同26分に左大外からの突破を許して失点(26-40)。再びリードを広げられ、反撃への道は閉ざされた。そのまま26-40で試合終了。「1つ1つのミスだったり、個々の弱さやコミュニケーション不足など全てにおいて立命大学に負けていた」(丹羽)。一時9点差まで追い上げる接戦を見せるも、惜しくも勝利には届かなかった。
 
 「早くメンバーに入って、大学選手権1位に貢献したい」(中嶋)。初陣で黒星を喫したが、新鋭たちはすでに前を見据える。今試合で培った収穫と課題を最大限に生かし、学年の枠を超えたリーダーシップで、紺グレを勝利に導け。(文責・西川有人、撮影・岡本和香、元永侑里、堀早槻)

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