
第35回関西学生ラクロスリーグ戦
9月20日、第35回関西学生ラクロスリーグ戦第5戦が鶴見緑地(大阪)で行われた。同志社は近大と対戦。大きな点差をつけ、15-3で勝利を収めた。「ファイナルスリーが確定する大事な試合のため絶対に勝ち切ると言う思いで挑んだ。」(吉岡•社4)。
始まった第1Q。開始3分で岩口(政策3)が正面から鋭いシュートを放ち先制点を獲得。さらに開始5分、白井(社4)が右側から力強いシュートを決める。その後も攻撃権を譲ることなく果敢に攻めるも、相手にシュートを止められる。しかし9分、和久田(商4)が相手のパスをカットし岩口が正面からゴール。続けて鴨河(GR2)がフリーシュートを決め点差を広げる。さらに終了間際、下村(スポ4)が相手をうまくかわしてシュートを決め、5-0で第1Qを終えた。

第2Qも同志社の勢いは止まらない。開始1分で西垣(文情2)が相手のボールを奪うと、野瀬(商1)がランからのシュートで追加点を挙げる。さらに開始6分。下村がフリーシュートを獲得し、7-0に。その後は攻撃権を相手に渡す場面もあったが、津田(政策2)の堅い守備が光り、得点を許さず、7-0のままハーフタイムに突入した。

同志社の攻撃から始まった第3Q。開始わずか1分、ゴール前へ一気に攻め込み、フリーシュートを獲得すると、羽場(生命3)は確実に決めた。勢いに乗った同志社はさらにゴール前を固め、伊吹(社4)から白井(社4)へのパスが通ると、落ち着いたシュートで追加点。点差を9点に広げた。その後は相手ゴール前でプレーする時間が長く続き、隙を突かれて2失点を許してしまった。しかし、すぐに立て直して流れを取り戻すと、3連続得点を挙げて主導権を奪還。スコアを12-2とし、大きなリードを保ったまま最終Qへつないだ。

第4Q、開始早々にフリーシュートを与えてしまったが、越水(商2)のナイスセーブで相手の追加点を阻止した。その後攻守が激しく入れ替わる苦しい展開が続く。開始5分に吉岡(社4)の強いワンで得点を重ねるも、その後はミスが目立ち、相手のポゼッションが長くなった。ファールを何度も与えてしまい、守備に追われる時間が増える。それでも巧みにパスをつなぎ、何度もゴールへ向かう姿勢を見せた。両者1点ずつ得点を重ね、最終スコア15-3で圧勝を果たした。

次節に待ち受けるのは京大だ。「ファイナルスリーに向けていい流れを持っていけるように、チーム全員で戦っていきたい。」(吉岡)。今回の勝利を糧に、練習を重ねて力を磨き、京大戦に挑む準備を進めていく。(文責・津田花暖、宮本芽衣、撮影・津田花暖)