
第35回関西学生ラクロスリーグ戦
10月18日、第35回関西学生ラクロスリーグ戦ファイナル3準決勝が鶴見緑地競技場(大阪府)で行われた。序盤に突き放され、終盤に追い上げるも9‐14で敗北。関西制覇の夢はここで絶たれた。
始まった第1Q。ドローを奪われると、開始わずか1分半で先制点を献上。その後も相手の勢いを止められず、立て続けに失点を重ねてしまう展開に。追い付きたい同志社は、野瀬(商1)や久保が果敢にクロスを振り抜くも、相手の堅い守備に阻まれ無得点。0―4で第2Qへと進んだ。

続く第2Qは、開始直後から連続2失点。それでも開始8分、根上のフリーシュートや羽場(生命3)のワンなどだ相手陣地で粘り強くボールを回す。すると、岩口(政策3)が相手のミスを見逃さず、隙を突いて待望の1点目を奪った。しかしなお相手の勢いは止まらず、スコアを広げられる苦しい時間帯が続く。それでも終盤、久保がドローを奪うと流れが変わる。西垣(文情2)、築田(法2)、岩口が次々とショットを放ち、最後は本久(法3)がグラボを拾ってつなぎ、岩口が押し込み2点目。第2Qを2―8で折り返した。

点差を縮めたい第3Q。開始2分半、築田(法2)が相手のディフェンスを交わし左からシュートを決め、追加点を挙げる。その後、攻撃権が相手に移るも津田(政策2)の好セーブもあり堅い守りで得点を許さない。しかし開始6分、相手の鋭いシュートを止められず、得点を献上。点差を詰めようと西垣(文情2)や伊吹(社4)、野瀬(商1)が果敢に攻めシュートを放つも、得点にはつながらない。それでも、試合が動いたのは残り1分。本久(法3)がゴール正面からショットを決めた。だが、ラスト5秒で相手にフリーシュートを決められ、4-11で第3Qを終えた。

逆転を狙う第4Q。開始40秒、フリーシュートを与え追加点を献上してしまう。しかし開始2分、羽場(生命3)が自陣からディフェンスを交わしゴール前まで走り込み、ゴールネットを揺らした。続けて西垣がフリーシュートを確実に決め、点差を縮める。勢いに乗った同志社は開始6分、吉岡(社4)がパスを受け取りシュートを決める。さらに開始11分、パスミスでこぼれたボールを羽場が拾いそのままシュート。そして残り20秒。岩口(政策3)が正面から力強いシュートを決めるも、逆転することはできず9-14で試合が終了した。
準決勝敗退という結果でリーグ戦を終えた女子ラクロス部。夢は絶たれてしまったものの、「ワンチームというスローガンに見合うように全員総力戦で戦えたのがよかった。」(吉岡)と今リーグ戦を振り返った。後輩たちは悔しさをばねに、関西制覇に向けて新たに舵を切る。