バドミントン部
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【バドミントン部女子】龍谷大に敗れ、リーグ2位で終幕

 5月13日、橋本体育館 (和歌山県)において令和5年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会が行われた。同志社は昨春から勝ち星を挙げられていない宿敵龍谷大と激突。最後まで相手に喰らいつくも、1ー4で敗北を喫した。

 第1シングルスに登場したのは東。これまではダブルスでの出場だったが、絶対的エース藤本(商4)、サウスポーの尾形(スポ1)の離脱により今リーグ初のシングルスに挑んだ。第1セットは終始相手に主導権を握られ、中々攻略の糸口をつかめず11ー20で落とした。第2セットも序盤に7連続でポイントを奪われ3ー11でインターバルを折り返すと、その後も相手の攻撃を止めることができず10ー21で敗戦。同志社へ流れをもたらすことができなかった。

構える東(商2)

 続いて第2シングルスのコートには2年生エース梅田が立った。しかし、龍谷大の勢いを止めることはできない。第1セットは立て続けにミスを重ね、奪ったポイントはわずか5点。予想だにしない展開に陥るも、梅田の反撃が始まった。第2セットは序盤から果敢に攻め続け7ー11で折り返し、緊迫した戦いを繰り広げる。そして、1点差にまで攻め寄り、逆転のチャンスが到来した。だが、終盤にミスが続き17ー21で惜しくも敗北。早くも昨秋王者龍谷大に追い込まれた。

粘りをみせた梅田(スポ2)

 なんとか巻き返しを図りたい同志社は、昨年の関西選手権で準優勝を果たした播摩・東ペアが登場。第1セットは11ー21とあっけなく破れるものの、第2セットから息の合った連係プレーで相手ペアを翻弄(ほんろう)。21ー13で勝利を収め、試合を振り出しに戻した。迎えた最終セット、両ペア互角の争いを繰り広げ、試合はデュースに突入。1分を超える熾烈(しれつ)なラリーを制し、26ー24で白星を飾った。

拳を突き上げる左・東、右・播摩(商3)

 同点に追いつくべく、第2ダブルスには太田・小山ペアが出場。序盤は相手ペアに何とか喰らいつくも、中盤に5連続ポイントを奪取され、12ー21で敗れた。続く第2セットは太田のスマッシュと小山の粘り強いラリーで相手を圧倒する。しかし、中盤に8連続でポイントを失い逆転を許した。反撃するもあと一歩及ばず17ー21でストレート負けを喫した。太田・小山ペアの敗北により試合は打ち切り。1ー4で龍谷大に昨秋に続く黒星となった。

シャトルを返す左・太田(スポ3)、右・小山(社3)

「勝ちきれない試合が多かった」(播摩)。ここまで開幕から4連勝と勢いに乗っていた播摩組だったが、またも強豪龍谷大にリーグ戦優勝を阻まれた。しかし、藤本がバドマガ賞、田中が新人賞を獲得するなど個々の活躍が光ったリーグ戦となった。次戦の関西選手権は来週に迫っている。今試合で露呈した課題を克服し、全国の切符をつかみ取れ。(文責・山田和輝、撮影・待鳥桜子)

【試合結果】

東(商2)★ 0(11-21、10-21)2 龍谷大
梅田(スポ2)★ 0(5-21、17-21)2 龍谷大
播摩(商3)、東(商2)☆2(11-21、21-13、26-24)1龍谷大
太田(スポ3)、小山(社3)★0(12-21、17-21)0龍谷大

計 同志社大学 1ー 3 龍谷大学

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