バドミントン部
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【バドミントン部男子】総力挙げるも惜敗

 9月2日、熊本県立総合体育館において、令和5年度 第63回西日本バドミントン選手権大会 が行われた。同志社は京産大と対戦し、2-3で敗北。第1シングルスを勝ち切り勢いづいていただけに、悔しさが残る結果となった。

シャトルを捉える小畑(理工1)

 第1シングルスを任されたのは1年生の小畑。厳しい試合展開となったが、着実に得点し、チームに勢いをもたらした。第1ゲームから熾烈(しれつ)なラリーを繰り広げ、22-20で粘り勝ち。第2ゲームでは徐々に相手のプレースタイルを攻略し、21-18で貴重な先制点を獲得した。

ガッツポーズを見せる畠山(スポ1)

 第2シングルスには同じく1年生の畠山が登場。第1ゲームは序盤に試合を有利に進めるも、相手に連続得点を許して窮地に立たされた。しかし、一挙5連続得点を挙げて形成逆転。このゲームを21-19で奪い取った。「慣れてきてからは自分のペースでいけた」(畠山)。第2ゲームではさらに勢いに乗り、得意のスマッシュを次々と決めていく。相手を引き離し、21-15で危なげなく勝利を収めた。

構える左・河村(商1)、右・高山(社2)

 なんとか勝ち切りたい第1ダブルス。高山・河村ペアがコートに立った。幸先の良い滑り出しを見せるも、相手に試合の主導権を奪われ、なかなか得点のチャンスを作ることができない。息の合った連携で逆転を図ったが、相手の強打を前に為すすべが無かった。12-21、15-21でストレート負けを喫し、悔しい敗戦となった。

叫ぶ大久保(理工1)

 悪い流れを断ち切りたいところで、第2ダブルスでは小畑・大久保ペアが健闘。第1ゲームは要所でチャンスを逃し、9-21でこのゲームを落とす。しかし、第2ゲームでは連続得点で相手にプレッシャーを与えるなど、攻めの姿勢を見せた。17-21で敗北を喫するも、最後まで諦めないプレーを貫いた。

喜びを爆発させる吉田(文情1)

 勝負の行方は第3シングルス、吉田に託された。勝利へ闘志を燃やし、挑んだ第1ゲーム。相手の鋭いショットを捉えることができず、7連続得点で一気に点差を広げられる。負けじと反撃に出るも、15-21であと1歩及ばなかった。第2ゲームでは流れをつかみ、5点差をつけて相手を圧倒。応援にも力が入る。しかし、相手の猛攻を防ぎ切ることができず逆転負け。18-21で試合を終えた。

 総力を挙げて挑むも京産大に敗れ、選手たちは悔しさを滲ませた。しかし、西日本選手権はまだ終わったわけではない。「簡単なミスが多かった」(畠山)。今回浮き彫りになった課題を克服し、個人戦でも死力の限りを尽くす。(小野理紗)

【試合結果】
小畑(理工1)☆ 2(22-20、21-18)0 京産大
畠山(スポ1)☆ 2(21-19、21-15)0 京産大
河村(商1)、高山(社2)★0(12-21、15-21)2京産大
大久保(理工1)、小畑(理工1)★0(9-21、17-21)2京産大
吉田(文情1)★0(15-21、18-21)2京産大

計 同志社大学2-3京都産業大学

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