バドミントン部
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【バドミントン部男子】最後の戦い幕を閉じる

 令和5年度第63回西日本バドミントン選手権大会

9月4日、第63回西日本学生バドミントン選手権大会個人戦が熊本県立総合体育館で行われた。4年間の集大成として、シングルスに重永(法4)、石和(スポ4)が出場。健闘するも、次戦へ駒を進めることができなかった。

サーブを放つ重永

 重永(法4)は島根大と対戦。第1セットは相手に連続得点を許し、7―11でインターバルを迎える。反撃のチャンスを伺うが、徐々に点差を広げられ、18―21でこのセットを落とした。なんとか起死回生を図りたい第2セット。鋭いショットに苦戦を強いられ、相手に主導権を握られる。その後も相手のレシーブ力に得点を許されず、9―21で試合は終了。「応援してくれる人がたくさんいたからこそ、本当に頑張ろうと思えた」(重永)。4年生の重永は、今試合がシングルスで出場する最後の個人戦となった。

スマッシュを決める重永
粘りを見せる石和

 「最後の個人戦なので気合いを入れた」(石和)。4年間積み上げてきた実力を発揮するべく、松山大相手に挑んだ。第1セット、先に主導権を握りたいところだったが、そうはいかなかった。試合開始から6連続ポイントを献上すると、2-11でインターバルを迎える。インターバルが明け、何とか反撃に転じたいところだが再び点差が広がり、8-21で敗北を喫した。0-1と負けが許されない第2セット。緩急を使ったラリーで相手に食らいつき、一進一退の攻防を繰り広げる。だが、終盤に7点差をつけられ、11-21で敗戦。ストレート負けとなり、石和の大学生活最後の個人戦が終わった。

8月に半月板を損傷し、復帰はしたもののベストな状態ではなかったかもしれない。それでも決して怪我を理由にすることなく、主将として、1人のプレイヤーとして最後までコートに立ち続けた。

レシーブする石和

 最後まで諦めない姿勢で戦い続けた重永と石和。結果には結び付かなかったが、その勇姿は後輩たちへと継承される。(山田和輝・小野理紗)

【試合結果】

重永(法4)★ 0(18-21、9-21)2 島根大

石和(スポ4)★ 0(8-21、11-21)2 松山大

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