バドミントン部
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【バドミントン部女子】強豪校倒し、快進撃見せた

 令和5年度第63回西日本バドミントン選手権大会

9月6日、第63回西日本学生バドミントン選手権大会個人戦ダブルス4回戦が熊本県立総合体育館で開催。同志社からは梅田(スポ2)・黒石(文情1)ペア、播摩(商3)・藤本(スポ4)ペア、東(商2)・田中(スポ1)ペア、太田(スポ3)・小山(社3)ペアの4組が出場した。また、シングルスには同志社で唯一勝ち残っている藤本が登場した。

相手のショットに対応する左・黒石、右・梅田

 最初にコートに立ったのは梅田・黒石ペア。序盤からシーソーゲームを繰り広げるも、インターバル後は4連続でポイントを奪われ、一時は5点差となった。それでも終盤に巻き返しを図り、4連続ポイントを奪取。勢いそのままに試合を進行し、21-18で接戦を制した。         

 続く第2セットも両ペア譲らぬ攻防となるも、主導権をつかんだのは梅田・黒石ペアだった。中盤は龍谷大の隙をつくショットと体勢を崩すラリーで6連続ポイントを奪う。しかし、相手ペアに追い上げられ、21-21の同点となる。それでも、息の合った連係プレーで23-21と何とか勝利を収めた。

構える左・藤本、スマッシュを打つ右・播摩

 次に登場したのは播摩・藤本ペアだ。序盤から関西選手権の王者としての実力を発揮。藤本のネット際のショットと播摩の力強いスマッシュで得点を量産する。第1セットを21-12で折り返した。迎えた第2セットも終始主導権を握り、相手を圧倒。21-14で力の差を見せつけ、ベスト16進出を果たした。

見つめる左・東、シャトルを拾う右・田中

 東・田中の下級生ペアも負けていない。第1セットから園田学園女子大ペア脅かす。一際早いタッチと丁寧なラリーで主導権を得ると、序盤から得点を挙げる。そして、流れを相手に譲ることなく試合を制し、第1セットを21-12で終える。第2セットも先輩後輩ペアが安定した制度の高いショットで相手ペアを翻弄(ほんろう)。取られても取り返すプレーを終始披露し、21-13でストレート勝ちを収めた。

構える左・小山、右・太田

 最後に登場したのは太田・小山ペア。第1セットは太田の驚異的なスマッシュが相手ペアを崩し、21-17で制勝する。だが、第2セットから形成が逆転。序盤から連続ポイントを奪われ、10点差をつけられる。何とか流れを取り戻したいところだが中盤にも6連続でポイントを許し、6-21で大敗を喫した。1-1で迎えた運命のファイナルセット。長年ペアを組んでいる2人の逆襲を誰もが期待したが、かなうことはなかった。試合開始直後はリードするも、すぐさま同点、逆転を許し7-21でまたも大敗。優位に試合を進めているように見られたが、惜しくも1―2で次戦へ進むことはできなかった。

粘りを見せる藤本

藤本(スポ4)は4回戦に立命大と対戦。軽いフットワークを生かし、余裕のある勝利を収めた。第1セットを7―11で大差をつけて奪い取ると、第2セットでもその勢いは止まらない。互いに譲らずシーソーゲームを展開するも、最後は4連続得点を決めて白星を挙げた。しかし5回戦、関大相手に厳しい戦いを強いられた。第1セットから相手の強打に対応できず、なかなか得点を得ることができない。序盤につけられた点差が響き、13―21でこのセットを奪われた。第2セットは普段の勢いを取り戻し、粘り強いラリーで失点を防ぐ。要所で確実に得点し大きく差を広げた。しかし、19―15の場面から相手の猛攻に遭い、形勢逆転。デュースにもつれ込んだ接戦を制することができず、20―22で逆転負けを喫した。

 昨年の悔しさを胸に、目指すは頂点のみ。本日勝ち抜いた3ペアが強豪校を撃破するべく、コート上で輝きを放つ。(文責・山田和輝、撮影・小野理紗)

【試合結果】

梅田・黒石ペア☆2(21-18、23-21)0 龍谷大

播摩・藤本ペア☆2(21-12、21-14)0 龍谷大

東・田中ペア☆2(21-12、21-15)0 園田学園女子大

太田・小山ペア★ 1(21-17、6-21、7-21)2 関西学院大

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