バドミントン部
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【バドミントン部女子】西日本の舞台で好成績残す

第63回西日本学生バドミントン選手権大会

 9月7・8日、熊本県立体育館において第63回西日本学生バドミントン選手権大会 が行われた。7日の5回戦、準々決勝では藤本(スポ4)・播摩(商3)ペアが立命大を下し、準決勝へ駒を進めた。しかし、準決勝で惜しくも龍谷大に敗れ、2人はベスト4で敗退となった。

 5回戦には東(商2)・田中(スポ1)、梅田(スポ2)・黒石(文情1)、播摩・藤本ペアが出場した。東・田中ペアの相手は関学大。学年を超えたペアでありながら、息の合った連携で劇的勝利を収めた。第1セットは得点のチャンスを生かせず、17-21でこのセットを落とす。しかし第2ゲーム、第3セットでは終始試合を有利に展開し、逆転勝利を収めた。

シャトルを打つ左・梅田、構える右・黒石

 梅田・黒石ペアは龍谷大を相手に奮闘するも、12-21、18-21でストレート負けを喫した。第1セットは序盤から大きく点差を広げられるも、龍谷大の猛攻を前に為すすべがなく、逆転することができなかった。なんとか巻き返したい第2セット。スマッシュやプッシュを武器に相手を圧倒し、11-9でインターバルを迎える。しかし、終盤に連続得点を決められるとマッチポイントへ持ち込まれ、惜しくもここで敗退となった。

シャトルを捉える左・播摩、スマッシュを決める右・藤本

 播摩・藤本ペアは5回戦にして立命大を相手に貫禄勝ち。圧倒的な強さを見せつけた。第1セット、第2セットともに強打を次々に繰り出し、終始試合の主導権を握る。相手に反撃のチャンスを与えることなく21-9、21-9で余裕のある勝利を収め、準々決勝へ駒を進めた。

声を張り上げる左・藤本、レシーブする右・播摩

 準々決勝では強豪龍谷大との一戦となるも、第1セットからエンジン全開。序盤から攻撃の手を緩めることなく、ポイントを獲得する。そして中盤に差し掛かると、藤本のショットがさえ渡り5連続ポイントを奪取。第1セットを21-13で勝利を収めた。続く第2セットも藤本の思い切りの良い出足を起点に相手ペアへ攻撃を行うと主導権を握る。一時は2点差に詰め寄られるも、その後は攻め切る姿勢を崩すことなく快勝。第2セットも第1セットと同様に圧倒的な強さを示し、21-14でベスト4入りを果たした。

構える左・東、右・田中

 5回戦は対関西学院大に劇的勝利を収めた東・田中ペアだったが、準々決勝はそう甘くはなかった。序盤に連続得点を奪い主導権をつかんだかと思われたが、徐々に点差を縮められ、10-11でインターバルを折り返す。その後反撃の一手を狙いたいところだが、インターバル明けに5連続でポイントを奪われ13-21で第1セットを落とした。何とか試合を振り出しに戻すべく、挑んだ第2セット。中盤までシーソーゲームを続けるも、均衡を破ったのは立命大ペアだった。相手の鋭いショットやネット際の攻防で劣勢となり、15-21で敗戦。東・田中ペアはベスト8で姿を消した。

 準決勝では播摩・藤本ペアが龍谷大の壁を打ち破るべく果敢に挑むも10―21、16―21で敗れ、ベスト4で敗退となった。ここまで順調に勝ち上がり、負け知らずの2人。第1セットから拮抗(きっこう)した展開を繰り広げるも、相手の粘りに押し負け思うように得点することができない。5―11で試合を折り返したものの、反撃の糸口をつかむことができずにこのセットを落とした。第2セットでも龍谷大の流れを止めることができず、16―21で敗戦。強豪の強さを痛感させられる結果となった。

 明日から開幕する秋季リーグ戦。今回浮き彫りになった課題を修正し、おのおのが納得のいく結果を追い求める。(文責・撮影:小野理紗、山田和輝)

【試合結果】

東(商2)田中(スポ1)☆2(17-21、21-15、12-21) 1関学大

梅田(スポ2)黒石(文情1)★0(12-21、18-21) 2龍谷大

藤本(スポ4)播摩(商3)☆2(21-9、21-9) 0立命大

藤本(スポ4)播摩(商3)☆2(21-13、21-14) 0龍谷大

東(商2)田中(スポ1)★0(13-21、15-21) 2立命大

藤本(スポ4)播摩(商3)★0(10-21、16-21) 2龍谷大

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