令和6年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会

　9月18日、神戸親和大学において令和6年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会が行われた。この日は関大と対戦し、3-0で勝利。秋季リーグ最終戦を白星で締めた。

　第1シングルスに登場したのは尾形。第1ゲーム、第２ゲームともに危なげない試合運びを見せた。第１ゲームは5点差でインターバルを迎え、その後も調子を落とすことなく得点を重ねる。鋭いコースを狙ったスマッシュで相手の体力を奪い、21-14でこのゲームを奪った。続く第2ゲーム。本調子を取り戻した相手の攻撃に苦しみ、序盤は劣勢に。しかし13-17の場面から一気に7連続ポイントを獲得。怒涛（どとう）の追い上げを見せ、21-18で白星を飾った。

　第2シングルスでは梅田(スポ3)がコートに立った。第1ゲームを11-8で折り返すと、その後も左右に打ち分けるネットショットで徐々に点差を広げる。コースを狙ったスマッシュを的確に決め切り、20-13でマッチポイントへ。最後は相手のスマッシュを弾き返し、このゲームを奪った。迎えた第2ゲーム。終始主導権を握った第1ゲームとは一転、相手のペースにのまれ、苦しい試合展開となった。開いた点差を縮めることができず、15-21で敗北。勝負の行方は第3ゲームに託された。第3ゲームでは疲れを感じさせないプレーを披露。8連続得点で流れに乗ると、21-9と大差で勝利した。

　勝利を決定づけたい第1ダブルスには東(商3)・田中(スポ2)ペアが挑んだ。第1ゲーム開始直後から点を奪い合う展開となるも、11-7でインターバルを迎える。その後は息の合った連係で幾度もラリー戦を制し、21-18でこのゲームを先取した。第2ゲームは第1ゲームとは打って変わり、相手にペースを握られる苦しい展開に。決め切りたい場面でミスが目立ち、最後まで勝負の行方がわからない展開となった。しかし試合終盤、一挙4点を獲得し逆転に成功。その後19-20と追い上げを許すも、21-19でストレート勝ち。同志社の勝利を決定づけた。

　「3-0で勝ちたいという気持ちで臨んで、尾形も自分も東・田中も勝ち切れて、良い締めくくりができた」(梅田)。最終戦でそれぞれが実力を発揮し、関大に完封勝ちを収めた。目標としていた優勝には届かなかったが、春季リーグ戦と同様に人員不足に苦しむ中で戦い抜いた梅田組。来月行われる全日本インカレで団体ベスト４を目指し、チームはさらなるレベルアップを図る。（文責・小野理紗、撮影・小野理紗、西川有人)

【試合結果】

尾形☆2(21-14、21-18)0関大

梅田☆2(21-13、15-21、21-9)1関大

東、田中ペア☆2(21-13、21-19)0関大

計　同志社大学3-0関西大学