
令和7年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会
5月3日、立命館大学大阪いばらきキャンパスにおいて令和7年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会が行われた。先日の試合で宿敵龍谷大に敗れた同志社。この日は、園田学園女子大と対戦。上位リーグ進出に向けて勝利を目指した。
先鋒を務めたのは、主将である梅田(スポ4)。これまでチームの顔として勝ち星に多く貢献してきた最上級生がコートへ。試合は、序盤から梅田が主導権を握る。第1セットを先取すると続く第2セットでも堅実な戦いを披露。21-14と危なげない試合運びで勝利した。

流れに乗りたい第2シングルスには、ルーキーの池田(スポ1)が出場。第1セットこそ相手に譲るも、第2セットでは正確なスマッシュでポイントを量産。11-8でインターバルを折り返す。しかし、その後は失速。リードを縮められ、デュースまで持つこれこんだ戦いは園田学園女大の勝利で幕を閉じた。

イーブンに戻った第1ダブルス。ここで満を持して東(商4)・田中(スポ3)ペアがコートへ向かった。2人はあうんの呼吸で試合の主導権を完全に握る。21-6で大差をつけて第1セットを奪うと、勢いそのまま第2セットでも勝利。危なげない試合運びでチームの勝利に王手をかけた。

続く第2ダブルスを任されたのは坪井(神1)・向井(商1)のルーキーペア。第1セットこそ相手に献上するも、1年生らしいはつらつとしたプレーで観客を魅了。第2セットを取り返すと、迎えた最終セットでは軽快な動きで相手を圧倒。この日最大の激戦をものにし、チームの勝利を手繰り寄せた。

最後の戦いである第3シングルスでは昨季から成長著しい尾形(スポ3)が躍動。左手から繰り出される正確なショットを軸にプレーした尾形はストレート勝ちを収めた。

上級生とルーキーが互いに躍動し、2勝1敗とリーグ戦を折り返した同志社。明後日から行われる上位リーグ進出を決めた。「気を引き締めて全力で頑張りたい」(東)と経験豊富な4回生は意気込みを語る。強豪がひしめく舞台でも、己を信じてプレーすることで活路を見出せるはずだ。明後日もチーム一丸となって勝利を目指せ。(久岡悠斗)
【試合結果】
梅田(スポ4)☆2(21-11、21-14)0園田学園女大
池田(スポ1)★0(15-21、21-23)2園田学園女大
東(商4)、田中(スポ3)☆2(21-6、21-4)0 園田学園女大
坪井(神1)、向井(商1)☆2(12-21、21-17、21-14)1園田学園女大
尾形(スポ3)☆2(21-12、21-9)0園田学園女大
計 同志社大学4-1園田学園女子大学