令和7年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会

　5月3日、立命館大学大阪いばらきキャンパスにおいて令和7年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会が行われた。大会3日目は神戸学院大と対戦。3-2で競り勝ち、今季初勝利を飾った。

　第1シングルスには山本(政策2)が出場。第1ゲームは苦しい展開となった。優勢に試合を進めるも、インターバル後に逆転を許す。その後も相手のショットに対応できず、19-21でこのゲームを落とした。

　第2ゲームでは調子を取り戻す。一進一退の攻防となったものの、積極的な攻撃で徐々に点差を広げる。試合の主導権を掌握し、21-14で取り返した。

　勝負が決まる第3ゲーム。試合の流れを引き寄せた山本は攻守ともに精度の高いプレーで得点を積み重ねる。21-11で逆転勝ちを収めた。

　第2シングルスは吉田(文情3)が登場。吉田にとってこの試合は高校の後輩との対決となった。互いに譲らず、熱戦を繰り広げる。17-20で先にマッチポイントを迎えたのは吉田。しかし、シャトルを思うようにコントロールできず、デュースにもつれ込む。そのまま逃げ切られ、20-22で第1ゲームを落とした。

　第2ゲームも苦しい戦いが続く。相手の気迫に押され、レシーブがネットにかかる。試合のペースを相手に握られ、16-21で痛い敗戦となった。

　試合が振り出しに戻り、迎えた第1ダブルス。熊木(商2)・大森(スポ1)は息の合ったプレーを披露した。第1ゲームは最大4点差まで広げられたものの、大森の巧みなショットで得点を重ね、21-18で幸先よくゲームを先取した。

　しかし続く第2ゲーム。相手の厳しいコースへのショットに苦しめられる。終盤に追い上げを見せるも一歩及ばず、21-23でフルセットにもつれ込んだ。

　第3ゲームは大森が堅実なレシーブで好機をつくると、熊木が鋭いスマッシュで試合をリードする。21-16でこのゲームを奪い、白星を飾った。

　第2ダブルスは今リーグ戦初出場となる小關(文情3)・河村(商3)ペア。序盤から早い展開で試合が進んだ。コートに空いたスペースを見つけ、着実に得点を獲得。21-14でゲームを先取した。

　第2ゲームも引き続きリードしたままインターバルを迎える。しかし、ショットのミスを連発し、点差を縮められた。先にマッチポイントを握ったものの、相手のプレーに押され、20-22で勝敗はファイナルゲームに持ち越された。

　第3ゲームは互いに点を取り合う拮抗した戦いとなった。「勝ち急ぎすぎた」(小關)。16-21で逆転を許し、惜敗を喫した。

　勝負の行方を占う第3シングルス。第1ダブルスで勝利を挙げた熊木がコートに立った。第1ゲームから熊木が相手を圧倒。連続得点を繰り返し、21-7で安定した試合運びを見せた。

　第2ゲームでも反撃の隙を与えない。「しっかり自分のプレーができた」(熊木)。精度の高いショットで相手を寄せつけず、21-11でストレート勝ちを収めた。

　3-2で今季初勝利をつかんだ同志社。今日からは後半戦が始まる。「結果にこだわる」(小關)。勢いづいたチームの戦いに期待がかかる。(文責・若松晏衣、撮影・久岡悠斗、若松晏衣)

【試合結果】

山本(政策2)☆2(19-21、21-14、21-11)1神戸学院大

吉田(文情3)★0(20-22、16-21)2神戸学院大

熊木(商2)・大森(スポ1)☆2(21-18、21-23、21-16)1神戸学院大

小關(文情3)・河村(商3)1★(21-14、20-22、16-21)2神戸学院大

熊木(商2)☆2(21-7、21-11)0神戸学院大

計同志社大学3-2神戸学院大学