
令和7年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会
5月5日、 皇子が丘公園体育館(滋賀県)において令和7年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会が行われた。大会4日目となった今日は関大と対戦。これまでの結果を受けて、下位リーグへと進んだ同志社。ここまで3連戦が続き、疲労が心配されるも4-1と見事に勝利した。
第1シングルスに選ばれたのは山本(政策2)。第1セットでは、正確なショットを武器に相手のミスを誘発し、ポイントを稼ぐ。21-11と大差をつけて勝利した。続く第2セット。拮抗(きっこう)した展開で進んでいくも、尻上がりに調子を上げる。中盤にかけて5連続ポイントを獲得し、相手を突き放すことに成功。そのまま逃げ切った。

第2シングルスには吉田(文情3)がコートへ。序盤から、高い総合力を持つ相手に苦戦。第1セットを奪われる。その後はネット際での攻防に競り勝つと、流れをつかんでいく。第2セットを奪うと、最終セットでも白熱したラリー戦を展開。21-15で大一番を制し、チームの勝利に王手をかけた。

この一戦に勝てば今日の勝負が決まる運命の第1ダブルス。コートへ熊木(商2)・大森(スポ1)ペアが向かった。ここまで春季リーグ戦で2勝を挙げる若手ペアはこの日も躍動。第1セットを先取すると、勢いそのまま第2セットでも抜群の安定感で相手を寄せ付けない。21-7、21-11とストレート勝ちを収めた。

第2ダブルスには小畑(理工3)・山本ペアが出場。コートの四隅を狙いながら攻撃を行うも、相手の高いディフェンス力を前にストレート負けを喫した。

明日に向けていい形で終わりたい同志社。またも熊木が好プレーで相手を圧倒した。開始直後からダブルスで対戦した相手選手の癖を読んで堅実なプレーを披露。冷静さを持ち合わせながら、ゲームを進めて勝利した。

今日で入れ替え戦へ進む可能性がなくなった同志社。明日は強豪関学大との試合を控える。主将は試合後に「最終戦なので出し切ることをテーマに明日も頑張りたい」(小關・文情3)と次戦への意気込みを力強く語った。明日も勝利を目指し、チーム一丸となって春季リーグを締めくくれ。(久岡悠斗 )
【試合結果】
山本(政策2)☆2(21-11、21-17)0関大
吉田(文情3)☆2(14-21、21-10、21-15)1関大
熊木(商2)、大森(スポ1)☆2(21-7、21-11)0関大
小畑(理工3)、山本(政策2)★0(19-21、19-21)2関大
熊木(商2)☆2(21-13、21-19)0関大
計 同志社大学 4-1 関西大学