令和7年度関西学生バドミントン春期リーグ戦大会
　5月6日、皇子が丘公園体育館(滋賀県)において令和7年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会が行われた。大会最終日は関学大と対戦。1-3で敗北を喫し、春季リーグは6位で締めくくった。
　第1シングルスに登場したのは山本(政策2)。「始めは受け身になってしまった」(山本)。第1ゲームは序盤こそ追う展開になったものの、インターバル後はペースをつかむ。攻撃的なプレーで隙を与えず、21-9でこのゲームを奪った。
続く第2ゲーム。必死にシャトルを追いかける相手が反撃を仕掛ける。しかし一枚上手なのは山本。ベンチからの仲間の応援を力に攻めの姿勢を崩さない。21-15でゲームを連取し、チームに勝利をもたらした。

　第2シングルスは今季シングルス初出場となる小畑(理工3)。スピード感のある動きで攻撃を仕掛けるも決め切ることができない。開いた点差を縮めることができず、16-21で第1ゲームを奪われた。
第2ゲームも苦戦を強いられる。「思うようにプレーができなかった」(小畑)。相手の四隅に打ち分けるショットを前に疲労の色が見え始める。最後に追い上げを見せるも一歩及ばす、18-21でストレート負けを喫した。

　セットカウントが1-1となり、迎えた第1ダブルス。熊木(商2)・大森(スポ1)が挑んだ。思うようにショットが決まらず、5-11で試合を折り返す。その後は互角の戦いを繰り広げるも、逃げ切られ、18-21で第1ゲームを落とした。
拮抗した展開が続いた第2ゲーム。二人は息の合った連係で空いた隙間にシャトルを叩き込む。中盤に7連続得点を決め、優位に立つと21-16でこのゲームを取った。
互いに点を取り合った第3ゲーム。しかし、インターバル後に連続得点を許す。波に乗った相手ペアの勢いを止められず、14-21で敗北した。

　絶対に負けられない第2ダブルス。満を持して小畑・山本ペアがコートに立った。第1ゲームは2点差で折り返すものの、相手の攻撃についていくことができず、ミスが増える。13-21でこのゲームを落とした。
後がなくなった第2ゲーム。「レシーブがうまくいかなかった」(山本)。中盤に連続得点を献上し、突き放される。反撃の糸口を見出せず、18-21で敗北を喫した。

　「力を出し切って負けたので実力的に差があった」(小關)。春リーグは6位と悔いの残る結果となったが、落ち込んでいる暇はない。味わった悔しさをバネにおのおのが先に迫る関西選手権で躍動せよ。(若松晏衣)

【試合結果】

山本(政策2)☆2(21-9、21-15)0関学大

小畑(理工3)★0(16-21、18-21)2関学大

熊木(商2)・大森(スポ1)★1(18-21、21-16、14-21)2関学大

小畑(理工3)・山本(政策2)★0(13-21、18-21)2関学大

計同志社大学1-3関西学院大学