バドミントン部
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【バドミントン部女子】安定した戦いで勝利果たした

令和7年度第65回西日本バドミントン選手権大会

 9月3日、令和7年度第65回西日本バドミントン選手権大会団体戦が北九州市立総合体育館(福岡県)で開催された。大会2日目となったこの日は、団体戦3回戦と準々決勝が開催。同志社は充実の内容で3回戦の熊本学園大学に勝利すると、続く関大戦でもストレート勝ちで勝利を収めた。

円陣を行う選手たち

 「全員が予想よりかは手こずってしまった」(梅田・スポ4)。ベンチから戦況を眺めた主将は3回戦を終えて試合を振り返った。迎えた準々決勝の相手は関大。実力のある関西のチーム相手に油断の許されない戦いが予想された。

 先鋒を務めたのは主将の梅田。「対戦経験の多い相手だったのでそれを生かした中で戦おうと思っていた」(梅田)。経験豊富な4年生は序盤から落ち着いたプレーを披露。中盤にかけて一歩抜け出すとリードを奪ったまま、第1セットを先取。第2セットでも、粘り強い守備から自らに流れをもたらすと、最後は相手を振り抜き勝利。大事な初戦を白星で飾った。

構える梅田

 第2シングルスには、これまで団体戦での起用が少なかった近松が(スポ2)が抜てき。期待に応えたい近松は、積極的な攻撃が光ると、10点以上の差をつけてインターバルへ。そのまま逃げ切りに成功する。第2セットこそ、相手に差を縮められる展開となるも、安定したショットで勝利を引き寄せた。

サーブを放つ近松

 この試合に勝利すれば、明日の準決勝進出が決まる第1シングルス。コートには向井(商1)・坪井(神1)ペアが向かった。期待のルーキーたちは試合中にコミュニケーションを取りながら課題点を修正。息の合った連係で試合の流れを完全に掌握し、第1セットを奪う。第2セットでも足が止まってきた相手に対して最後まで攻め続け、21-15で勝利。ここに同志社の勝利が決定し、次戦に駒を進めることとなった。

タッチを交わす左・坪井、右・向井

 「今大会は(明日の相手である)龍谷大を倒すために全員がやってきている」と梅田は気合い十分だ。ここまで夏の厳しい鍛練の成果が顕著に出ているバドミントン部女子。明日の試合でも、輝きを放ち西日本の頂をチーム全員で取りに行く。(久岡悠斗)

【試合結果】

尾形(スポ3)☆2(21-14、20-22、10-21)1熊本学園大

近松(スポ2)☆2(21-17、21-11)0熊本学園大

東(商4)、田中(スポ3)☆2(21-17、21-11)0熊本学園大

計 同志社大学 3-0 熊本学園大学

梅田(スポ4)☆2(21-18、21-19)0関大

近松(スポ2)☆2(21-17、21-18)0関大

向井(商1)、坪井(神1)☆2(21-13、21-15)0関大

計 同志社大学 3-0 関西大学

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