バドミントン部
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【バドミントン部男子】難敵京産大に勝利を収めた

令和7年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会

 9月16日、 和歌山ビッグウェーブにおいて令和7年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会が行われた。大会初日のカードは強豪京産大との対戦。シングルスで3戦勝利をあげ、3-2と初戦を白星で飾った。

声をあげる吉田(文情3)

 第1シングルスには吉田が出場。「絶対自分が1本取ってチームを勝たせる」(吉田)。チームのために、強い闘志を持って臨んだ。第1ゲームは均衡した展開が続く。相手に前半リードを許したが、インターバル後に逆転し突き放すことに成功。21-17で勝利し、第2ゲームでも吉田の勢いは止まらない。前後に緩急のある攻撃を仕掛け、ゲームの主導権を掴む。21-16で幸先よく1勝をあげた。

構える山本(政策2)

 第2シングルスは山本が登場。第1ゲー厶は独壇場だった。スマッシュを何本も決め、ラリー勝負でも負けない。21-6と大差で第1ゲームをものにする。しかし、第2ゲームは苦しい戦いとなった。相手にラリーで粘られ、自分のペースで試合を進められない。17-21でゲームを落とし、勝負は振り出しに戻った。負けられない第3ゲーム。「自分のプレーをしっかり信じた」(山本)。気持ちを切り替え一気に攻撃を畳み掛け、迎えたマッチポイント。スマッシュを決め、21-9で大きな勝利をつかみ取った。
 2勝をあげ、勝利まであと一勝で迎えた第1ダブルス。熊木(商2)・大森(スポ1)が登場した。第1ゲームは相手の巧みなラリーにほんろうされ、17-21でゲームを落とす。第2ゲームも苦しい展開に。果敢に攻め続けるも攻略の糸口を掴めず、14-21で敗北を喫した。

攻撃に備える左から河村(商3)、小關(文情3)


 第2ダブルスは小關・河村ペアが出場。第1ゲームは苦しむこととなった。相手はテンポの早い攻撃で隙を見せない。10-21と大差でゲームを落とした。このままで終われない第2ゲーム。ラリーで着実に粘ってポイントを重ね、小關の長身を活かしたスマッシュも決まった。21-18と競り勝ち、勝負はファイナルセットまでもつれ込む。しかし相手のコンビネーションに太刀打ちできず、12-21で第3ゲームを献上。チームの勝敗は第3シングルスに託されることとなった。

点を決めた熊木


 勝負を決める第3シングルス。第1ダブルスで悔しい思いをした熊木が再びコートに立った。第1ゲーム序盤から勝負は拮抗。激しいラリーが続いた。息詰まるゲームのなか、要所で熊木は確実に点を重ねる。21-21で迎えた局面。2連続でスマッシュを決め、第1ゲームをものにした。
 第2ゲームも両者互角の戦いとなった。熊木は引き続き粘りとスマッシュでポイントを重ねていく。途中、4点差をつけられるも追いつき、相手を徐々に追いつめた。迎えた22-21の場面で相手のミスを誘発する。「絶対に第2セットで決める」(熊木)と、意気込み臨んだ熊木が同志社に勝利をもたらした。

 3-2で白星発進となった同志社。次は立命大との対戦となる。「強豪との対戦になるので次に繋げられる試合をしたい」(小關)。勢いのままに、連勝を目指して奮闘する。(文責・東浦彩瑛、撮影・青山由菜)

【試合結果】

吉田(文情3) ☆2(21-19、21-16)0 京産大

山本(政策2) ☆2(21-6、17-21、21-9)1 京産大

熊木(商2)、大森(スポ1) ★0(17-21、14-21)2 京産大

小關(文情3)、河村(商3) ★1(11-21、21-18、13-21)2 京産大

熊木(商2) ☆2(23-21、23-21)0 京産大

計 同志社大学 3-2 京都産業大学

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