バドミントン部
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【バドミントン部女子】関学大倒し3位入賞

令和7年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会

 9月21日、立命館大学大阪いばらきキャンパスにて令和7年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会が行われた。最終日は関学大と対戦。「3位を目指してみんなで頑張ろうという気持ちで入った」(梅田・スポ4)。春季リーグの雪辱を晴らすべく、結束を固めて挑んだ。
 第1シングルスに出場したのは池田(スポ1)。ラリーで粘り、試合の流れをつかみ、第1ゲームを21-18と先取する。しかし、第2ゲーム以降は苦しい展開となった。相手の前後左右に振る攻撃に苦戦。突破口を開こうとしたが、ミスが重なる。16-21、18-21と連取され、悔しい逆転負けとなった。

 勝負を振り出しに戻したい同志社の第2シングルスは尾形(スポ3)。第1ゲームは苦戦を強いられた。スマッシュミスが続き、思うようなプレーができない。13-21でこのゲームを落とした。立て直しを図りたい第2ゲーム。第1ゲームのようなミスが減り、徐々に尾形のペースへともちこむ。「最後までやるべきことやろうという気持ちに切り替えた」(尾形)。第2ゲームを21-13で取り、試合の流れを引き戻した。ファイナルゲームも攻めの姿勢を崩さず、リードを保ったまま終始優位にゲームを進める。21-12で勝利し、同志社に大きな一勝をもたらした。

サーブする尾形

 第1ダブルスは東(商4)・田中(スポ3)ペアが登場。第1ゲームを息のあった連携で進め、着実にポイントを重ねていく。二人は「西日本インカレで勝った相手なので負けられない」と意気込み、試合に臨んだ 。21-9で第1ゲー厶を取り、続く第2ゲーム。ここでも相手に攻撃の隙を与えない。東のスマッシュも光り、ゲームの主導権を握り続ける。21-12と安定したペアの強さを発揮し、ゲームカウント2-1とし、チームにリードをもたらした。

喜び合う(左から)東、田中

 あと一勝で同志社の勝利が決まる第2ダブルスは向井(商1)・坪井(神1)ペアに任された。第1ゲームは序盤から拮抗した展開が続く。スマッシュで攻撃し、攻めの姿勢を貫き続けるも相手も負けじと反撃をしかける。壮絶なラリー戦を制することができず、18-21で第1ゲームを落とした。巻き返したい第2ゲーム。しかし、相手は容赦なくスマッシュを打ちこみ、主導権を握られる。19-21と第2ゲームも落とし、悔しいストレート負けとなった。

 勝負の行方を決める第3シングルス。チームの運命は主将の梅田に委ねられた。「オーダー表を出した時から2-2で回ってきたら絶対取るという気持ちで今日を迎えた」(梅田)。チームに勝利をもたらすため、強い闘志をもって試合に挑んだ。試合は終始激しいラリー戦となる。梅田は確実にシャトル返し、ポイントを重ねる。互角の戦いを続け、ついに迎えたマッチポイント。梅田がスマッシュで決めきり、第1ゲームを先取した。第2ゲームも両者ラリーとスマッシュを繰り出し、拮抗した展開が続く。しかし、試合の主導権を握ったのは梅田だった。相手の前後左右に揺さぶる攻撃に対して一歩も引かずに対抗し、流れを渡さない。ついに20-14で迎えたマッチポイント。相手のラインアウトで梅田に軍配が上がった。

ガッツポーズする梅田

 チーム全員でつかみとった3位。4年生にとって最後のリーグ戦で堂々たる成績を残した。来月には全日本インカレが開催される。上位に名を連ねるため、さらなる鍛錬を積む。
(東浦彩瑛)

【試合結果】
池田(スポ1)★1(21-18、16-21、18-21)2関学大
尾形(スポ3)☆2(13-21、21-13、21-12)1関学大
東(商4)、田中(スポ3)☆1(21-9、21-12)2関学大
向井(商1)、坪井(神1)★0(18-21、19-21)2関学大
梅田(スポ4)☆2(21-19、21-14)0関学大
計 同志社大学3-2関西学院大学

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