
9月7日、第62回西日本学生バドミントン選手権大会個人戦が松江市総合体育館(島根県)で行われた。同志社からは、シングルスに高山(社1)、今城(理工4)が出場した。
4回戦へ駒を進めた高山は、甲南大相手に第1セットからエンジン全開。粘り強いラリーと鋭いスマッシュを兼ね備え、ポイントを量産する。そして、その勢いは衰えることなく、第1セットを21-14でリードする。
続く第2セットは、序盤から主導権を握られる展開に。しかし、相手のミスを誘うショットですかさず逆転し、インターバルを先取した。だが、反撃はここまで。中盤から相手のペースとなり、惜しくも19-21で敗北となった。
迎えた最終セット。序両者互角の争いが繰り広げられた。しかし、相手の見事なラリー展開に苦戦を強いられ、一挙7得点を奪われる。なんとか追いつきたいところだが、相手の勢いを止めることができず17-21で惜敗。5回戦進出とはならなかった。


続いて、強敵金沢学院大と今城が激突。序盤から攻防戦を繰り広げたが、相手の左腕から放たれるスマッシュに対応することができず、インターバルを先取される。そして、中盤に差し掛かっても今城の調子が上がらない。今城には珍しいレシーブのミスが立て続けに重なり、第1セットを16-21で落とす。
なんとしても追いつきたい第2セットは、緩急自在なラリー展開を武器に攻撃を仕掛けた。そして、両者一歩も譲らない試合運びを見せる。だが、中盤に差し掛かるにつれて相手のヘアピンでポイントを奪われ、15-21で敗れた。


インカレ出場権を惜しくも掴むことができなかった高山と今城。しかし、2人の持ち味を存分に発揮した素晴らしい試合となった。輝きを放つ彼らのプレーに今後も目が離せない。(文責・山田和輝、撮影・待鳥桜子)