バドミントン部
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【バドミントン部男子】激闘見せたが惜しくも敗戦

 9月14日、向日市民体育館(京都府)において、関西学生バドミントン秋季リーグ戦が行われた。開幕1勝1敗のバドミントン部男子。白星を狙いたい3戦目で、関大相手に奮闘するも2-3で敗れた。

 第1シングルスには、今城(理工4)が登場。4年生らしい落ち着いたプレーを見せた。序盤から両者譲らない展開が続いた第1ゲーム。先にインターバルを奪取し、スマッシュやドロップを確実にコート内に決めると、21-10でこのゲームを勝ち取った。続く第2ゲームでは、勢いそのままに相手の動きを読んだショットを次々決めていく。完全に流れを掴むと、このゲームを21-12で終え、危なげなく勝利を収めた。

スマッシュを放つ今城

 勢いに乗りたい第2シングルス。同じく4年の辻(文情4)が登場した。第1ゲームでは、序盤からスマッシュを打ち込み、相手の甘い返球を確実にプッシュで決めるなど、鋭いショットで相手を圧倒した。リードを保ったまま、このゲームを21-14で終える。第2ゲームでも、対角線を狙った巧みなヘアピンで相手を翻弄(ほんろう)し、着実に得点を重ねていく。大きく点差を広げて相手を引き離すと、このゲームを21-10で勝ち取った。

ガッツポーズする辻

 2点リードの有利な状態で迎えた第1ダブルス。八坂(スポ1)高山(社1)のペアが挑んだ。1ゲーム目からミスが続き、相手にインターバルを先取される苦しい展開に。徐々に調子を取り戻し、息の合った連携で逆転を狙うも、19-21でこのゲームを奪われた。なんとか巻き返したい第2ゲーム。八坂のコート奥に押し込むプッシュと、高山の相手の不意をついたドライブが見事に決まる。最後まで粘りを見せたが、17-21で惜敗。

構える左・八坂、サーブを放つ右・高山

 確実に点を奪いたい第2シングルスには、今城・辻の4年生ペアが出場。第1ゲームでは、白熱したラリーが続いた。インターバルを先取され、点を奪い返したいところだが、相手の鋭いショットに阻まれる。辻のスマッシュが決まるなど、確実にショットを決めるも点差を縮められず、このゲームを16-21で奪われた。流れを取り戻したい2ゲーム目。要所で点を決めていったが、波に乗った相手の動きを封じることができず、14-21で敗れた。

構える左・今城、スマッシュを決める右・辻

 同点で迎えた最終ゲーム。勝負の行方は高山の手に託された。1ゲーム目から、1年生ながらもショットを上手く打ち分け、執念で得点を奪っていく。プレッシャーがかかる場面では、コート内にスマッシュを続々と決めた。しかし、相手に5連続得点を許すなど、健闘も虚しく15-21でこのゲームを落とす。コートに緊張が走った2ゲーム目。レシーブが難しいショットに対応し、相手に簡単には得点を与えない。しかし逆転を許し、追いかける展開になると、15-21で試合は終了。このゲームを奪うことはできなかった。

スマッシュを打つ高山

 第1シングルスから2連続で勝ちを重ね、順調に思えた3戦目。しかし相手の反撃に遭い、逆転を許してしまった。「後輩達が来年再来年結果を残していけるチームにさせる」(今城)。勝つことは勿論、さらにその先の未来を見据えて試合に臨む4年生の姿は、チーム全体を奮起させた。次戦に向けて気持ちを切り替え、再び勝利を掴むことができるか。チーム一丸となって、この難局を乗り越えろ。(文責・小野理紗、撮影・山田和輝)

【試合結果】
S1 今城(理工4)☆ 2(21-10、21-12)0 関大
S2 辻(文情4)☆ 2(21-14、21-10)0 関大
D1 八坂(スポ1)高山(社1)★ 0(19-21、17-21)2関大
D2 今城(理工4)辻(文情4)★ 0(16-21、14-21)2 関大
S3 高山(社1)★ 0(15-21、15-21)2 関大

計 同志社大学 2-3 関西大学

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