硬式野球部
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【硬式野球部】リーグ戦初戦、打線奮闘も逆転サヨナラ負け

TEAM R H E
同志社 11 3
関学大 2× 13 2

 2023年度関西学生野球連盟春季リーグ

4月1日、わかさスタジアム京都で2023年度関西学生野球連盟春季リーグ戦第1節対関学戦1回戦が行われた。新体制を迎え、新たに挑む初の公式戦。両者一歩も譲らない攻防戦を繰り広げたが、7-8で敗北。春季リーグ戦を黒星で発進した。

 初回、浅野(法3)が死球で塁に出ると、松井(スポ4)が右安打で得点圏まで走者を進めることに成功する。さらに、昨季から存在感を光らせる中森(法2)が左適時打で走者を返すと、続く塚本(商4)が四球で出塁。さらなる追加点をねらう同志社は、2死満塁のチャンスで主将・釜萢(経4)を打席へ向かった。2球目を捉え、左適時打に。主将の意地で2点を追加し、関学を突き放す。なおも続く2死二、三塁で打席には山元(スポ3)。右中間を破る打球でまたも追加点をあげ、この回一挙5打点と幸先の良い滑り出しを見せた。

ハイタッチをする(左から)釜萢、塚本

 先発の真野(スポ4)は2回裏、6番打者に左安打を浴び1死一塁とすると、盗塁や捕手の悪送球が重なり得点圏への進塁を許す。さらに後続の内野ゴロの間に走者が生還。相手に1点を譲った。

先発の真野

 しかし、同志社は3回表も1死二塁とした場面で山元が中適時打を放って得点を重ねた。

 5点差で迎えた4回裏。サードの失策で一塁に走者を背負うと、続く5番打者に初球から右適時三塁打を放たれ追加点を献上する。また、三塁走者の生還を阻止できず、この回さらに1失点。5回にも先頭打者に中二塁打、5番打者に左適時打が飛び出し、真野に乱調の兆しが見え始める。逃げ切りを図りたい6回裏、二者をフライに打ち取るも後続に猛打を浴び連続失点。「バッテリー間で締めきれなかった」(山元)。同点に追いつかれた場面でマウンドを後にした。

 勝ち越したい9回表、先頭の橋本光(商4)が中安打で出塁。盗塁で無死二塁とした場面で再び松井が打席に入った。「4番がどれだけ返せるかが勝ちにつながると思う」(松井)と低めに入った真っすぐを打ち返し、勝ち越しの左適時二塁打に。自身も90点と評する打撃を披露し、4番としての役割を果たした。

勝ち越し打を放った松井

 何としてでも抑えたい9回裏。マウンドを託された髙木(商3)が中安打を浴びいきなり無死一塁。さらには捕手の悪送球や死球が重なり、1死満塁のピンチを招く。ここで継投の末富(商2)がマウンドへ上がるも押し出し四球であっけなく同点に追いつかれてしまう。そして、代打坂口(関学大)に末富の直球を捉えられた。レフトが下がるも届かず、打球は左適時打に。序盤の勢いを一時出来ず、サヨナラ負けを喫した。

肩を落とす釜萢

 主将・釜萢は「細かいところを潰していけばもっといい展開になると思う」と明日の2回戦に向け闘志を燃やす。今日の課題を克服し、明日こそ勝利をつかみ取れ。(文責:金海彩夏・撮影:家村有多、髙橋惇太、藤本知優、丸山潤一郎)

スタメン

(一)川久保6

(二)浅野8

(三)橋本7

(四)松井9

(五)中森3

(六)塚本5

(七)釜萢4

(八)山元2

(九)真野1

バッテリー

(同志社)真野、阪上、財原、清川、髙木、末富-山元

(関学大) 執行、小井手、溝口、中西、大林、坂本- 石井

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