硬式野球部
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【硬式野球部】同立戦連勝で春季リーグ戦終幕

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
立命大 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 3 0
同志社 1 0 1 0 0 0 0 0 0 2 8 2

2023年度関西学生野球連盟春季リーグ戦

 5月21日、わかさスタジアム京都で2023年度関西学生野球連盟春季リーグ第8節対立命大2回戦が行われた。同志社は2-1で立命大を下し、連勝を飾り同立戦で2季連続の勝ち点を獲得。春季リーグ戦を4位で終えた。

 初回、マウンドに上がったのは清川。試合直前に告げられた先発のマウンドだったが、ストライク先行の安定したピッチングを見せ相手打線を三者凡退に打ち取り上々の立ち上がりを見せた。

先発を務めた清川(経3)

 先制したい打線は初回、1番塚本(商4)が気迫のヘッドスライディングを見せ内野安打で出塁。1死三塁とチャンスを広げ、打席には3番辻井が入った。「どんどん振っていこうと思った」との言葉通り、思い切ったスイングから放たれた打球はセンターへの大きな犠牲フライとなり、先制点を奪取した。

先制の犠牲フライを放った辻井(スポ1)

 1点をリードして迎えた3回表。先頭打者にエラーで出塁を許すとボークでさらに進塁され、ここで早くもベンチは継投策を講じ清川から岡(法1)にスイッチ。しかし2死一、三塁のピンチを防ぎ切れず、相手2番が放ったサードへの内野安打とサードからファーストへの悪送球でランナーが生還。同点に追いつかれてしまう。
しかしその裏、代打橋本光(商4)、堀内(法2)がヒットを放ち2死一、三塁のチャンスメイク。絶好のチャンスで7番川久保が「久々にボールをしっかり捉えて自分のバッティングができた」と、ストレートを力強く捉えライトへの勝ち越しタイムリーを放ち、再び逆転に成功した。

勝ち越しタイムリーを放ち笑顔を見せる川久保(スポ3)

 両者一歩も譲らない膠着(こうちゃく)状態が続きスコアボードに0が並ぶも8回、7回途中から野邉(政策1)の後を受け5番手で登板した財原がヒットと死球で二死満塁のピンチを招く。しかし、「点を取られたら流れが相手にいく」と強い気持ちで投げ込み、低めの変化球で空振り三振を奪いガッツポーズを見せた。今試合最大のピンチを防ぐと、9回も続投した財原が三者凡退に抑え試合終了。1点差を守り切り、昨秋に続いて同立戦で勝ち点を奪取した。

ピンチをしのぎガッツポーズを見せる財原(スポ2)

 春季リーグ戦は4位と不本意な結果に終わったものの、伝統の同立戦を昨春の悔しさを晴らす連勝で終えた釜萢組。「全部の大学に1回は勝てているから、そこまで力の差は無いのかなと思う。2勝しっかり勝ち切るチームにしたい」(釜萢・経4)。春季リーグ戦で見えた課題を糧に、秋へ向けてさらなる躍進を誓う。(文責:藤本知優、撮影:髙橋惇太、栗林真菜)

スタメン

(一)塚本 5

(二)浅野 8

(三)辻井 2

(四)松井 9

(五)赤山 7

(六)山元 3

(七)川久保 6

(八)釜萢 4

(九)清川 1

バッテリー

(同志社)清川、岡、橋本裕、野邉、財原ー辻井

(立命大)有馬、京極、荒井、藤本竜ー加藤

 

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