硬式野球部
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【硬式野球部】4回猛攻で勝ち点獲得に成功!

TEAM R H E
関学大 1 8 1
同志社 X 4 11 0

2023年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦

 9月25日、ほっともっとフィールド神戸(兵庫県)で2023年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦第4節対関学大3回戦が行われた。同志社は4回に打線が奮起し、4ー1で勝利。第2節対京大戦に続き、勝ち点獲得を果たした。

 今日の先発を務めたのは野邉(政策1)。「辻井(スポ1)と話した通りにストライク先行でいけた」(野邉)。4回を除き毎回走者を背負う中でも要所を占める投球で7回途中1失点。勝ち点獲得を懸けた一戦で想定以上の働きを見せ、花野監督も「90点」と称賛した。

 一方の打線は、4回に猛攻を見せる。先頭の内海(経2)が中安打で出塁し、1死二塁の好機をつくると打席には近藤(法1)。「狙い球の真っ直ぐを捉えることができた」(近藤)と3日連続の適時打は、待望の先制点となった。

 続く釜萢(経4)、野邉(政策1)も四球をもぎとり2死満塁。追加点を欲しい場面で上級生が躍動した。代打浅野(法3)から川久保(スポ3)、松井(スポ4)と3者連続タイムリー。この回一挙4得点を挙げ、関学大を突き放した。

 7回表、2死一、二塁とピンチを背負った場面で指揮官は交代を決断した。火消しを任されたのは大迫(法2)。1回戦で初登板初打席を経験した二刀流左腕は、落ち着いた投球で中軸を打ち取り無失点で切り抜けた。8、9回は本田(商2)が登板。3連投となったものの、疲れを感じさせない投球を見せ試合終了。投打ともに関学大を圧倒し、4ー1で勝利を挙げた。

 「自分たちのやりたいことを投手も野手も集中力を持って、試合の入りからできた」(釜萢・経4)。昨日の逆転勝利に続き、2連勝で勝ち点獲得に成功した釜萢組。残り4戦4勝を果たし、他大学にプレッシャーをかけろ。(文責:髙橋惇太・撮影:丸山潤一郎、藤本知優、家村有多)

スタメン
(一)塚本 3
(二)堀内 4
(三)川久保 6
(四)松井 8
(五)内海 7
(六)辻井 2
(七)近藤 9
(八)釜萢 5
(九)野邉 1

バッテリー
(同志社)野邉、大迫、本田ー辻井

(関学大)平山、中西、飯田、吉田慎ー石井

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試合後のコメント
◯花野監督
ーーー今日は若手投手陣が活躍した

若手が出てきてくれなかったら困るし、出てきてくれたら、来年の春につながるし、そういうピッチャーを1人でも多く作っていかないと、来年同志社がどうなのっていうところで、優勝候補にあがるか、最下位争い、もうここが大きなポイントです。

ーーー近大戦へ向けて

近大も最後まで諦めはしないでしょうから。うちだって、近大に勝って、最後まで関大がどうなるかっていうところ、関関戦もあるし、京大もいるし、そのあたりは他力本願ですけど、うちはうちのものをしっかりやっていくだけです。

◯釜萢
ーーー4戦連続で2桁安打を記録した打撃陣について

1人1人がしっかり監督さんに言われてることを意識して、打席の中でしっかりそれを発揮できてると思うのでこのままの勢いで、あと2節も行けたらいいなと思います。

ーーーチームの雰囲気は

関学大戦の入りがあまり良くなかったと思うんですけど、 昨日のあの逆転であったりとかチームが勢いに乗る要因というのがあったので、そういったところが今はすごくいい雰囲気でできてるかなと思います。

ーーー来週の対近大戦に向けた対策は

バッター1人1人がこう個性あるというか、しっかり力ある選手がいるので、どう対戦していくか、特にピッチャーが、しっかり意識を持ってこの1週間過ごせれば、ある程度いい勝負ができるかなと思います。

ーーーもう負けは許されない、意気込みは

もうあと4連勝するしかないので、来週近大2連勝で終われるように頑張りたいと思います。

◯野邉
ーーーどのような気持ちで試合に挑んだか

もう3戦目ということで、負けられない試合なので、もう試合を作れるようにっていう気持ちで行きました。

ーーー調子が良かった球種は

勝負所のストレート、決めに行ったストレートは結構いい所に決まっていたかなと思います。

ーーー7回まで投げたがスタミナ面は

体は大丈夫かなと思ってるんですけど、やっぱちょっとコントロールが乱れたりはあったので、それは疲れもあるのかなと思います。

◯近藤
ーーー4回の先制打は大きくガッツポーズ

点がなかなか取れないチームなんで長打っていうのがなかなか打てないんですけど、そんな中で長打打って1本出たっていうことは大きく流れもこっちに来ると思ったんで、やっぱりそこでちょっと感情が出てしまってガッツポーズしちゃいました。

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