硬式野球部
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【硬式野球部】好機逃し勝負は明日へ持ち越し

TEAM 10 11 12 R H E
京大
同志社 10

令和6年度関西学生野球連盟春季リーグ戦

 4月14日、マイネットスタジアム皇子山で2024年度関西学生野球連盟春季リーグ戦2回戦が行われた。同志社は京大と対戦し、1-1の同点。終盤まで続いた投手戦は引き分けに終わった。

 3回、2アウトから牧原(商2)のポテンヒットで2死二塁のチャンスをつくる。続く辻井(スポ2)がセカンドへの強烈な打球を放った。これを相手野手が弾いた間に牧原が本塁へ生還。先制点を奪いとった。

先制打を放つ辻井

 一方先発マウンドを任されたのは、昨日無死満塁のピンチを切り抜けた野邉(政策2)。序盤からテンポの良い投球を続けた。4回には相手中軸を三者連続三振に抑える。「2巡目ということでギアを上げて抑えようと思った」(野邉)。6回に1点を失うも2日連続で好投。7回から登板した清川(経4)をはじめ、財原(スポ2)と橋本裕(商3)の3投手が無失点リレーを見せた。

先発の野邉

 その後も打線は追加点を狙ったが、継投を続ける相手投手陣をなかなか攻略することができずに勝負は延長戦へもつれる。最終12回の攻撃では二死から近藤(法2)の四球と川久保(スポ4)の左安打でサヨナラの好機をつくった。ここで打席には岡村(法4)が立つ。ここ2試合で8打数5安打と当たっていたがレフトフライに抑えられ、試合が終了。開幕カードを2連勝で飾れなかった。

試合後スタンドへ挨拶する川久保

 主将は「終盤チャンスを作った中で1本が出なかった」(川久保)と悔しさを滲ませる。明日こそはチャンスをものにし、勝利を掴みとれ。(文責:伊藤愛梨、撮影:栗林真菜、白川愛梨、金井莉子、中務桜々子)

スタメン

(一)堀内 4
(二)牧原 8
(三)辻井 2
(四)近藤 9
(五)川久保 6
(六)岡村 3
(七)大江 7
(八)本多 5
(九)野邉 1

バッテリー
(同志社)野邉、清川、財原、橋本裕-辻井
(京大) 平木、玉越、中野、西宇、菅野-水野、南

〇試合後のコメント
□花野監督
ーー昨日の9回に投げた野邉が先発。昨日の試合後に「明日の先発は白紙」と言っていた中で今日も野邉がマウンドに上がった。野邉に決めた理由は

予定してたけど9回投げたからさあどうしようかなと思っていたけど、まあやっぱり野邉で行くべきだろうかなと思って野邉で行きました。

ーー9回2死一、二塁の場面で、一塁代走に本田を送った理由は

あれはもうキャンプからやっていて、だってもう人数少ないじゃないですか。もう次に本田がピッチャーとして行く機会はないわけですよ。その中で何か使えんかなって考えたときにピンチランナーで行って長打で帰ってくる、知念よりは本田の方が2倍とはいわないがはるかに速いですから。

ーー第1節で関大に2連勝し、今日も引き分けにも持ち込んできた京大が粘り強い野球をやっている、京大の印象は

粘り強くさせているんです。向こうは必死にやってきますから。必死さは同志社より上です。うちも必死でやっていますが表現の仕方を知らない。そういうところが下手です。

ーー仕切り直しとなった明日の第3戦に向けて

選手たちの本気を期待するしかありません。

□辻井
ーー今日の試合を振り返って

昨日勝って2連勝したかったんですけど、できなかったので悔しいです。

ーー今日は8回に場外ホームラン未遂があったと思うんですけど、その時実際入ったと思ったか

途中は入ったかなと思って、なんとかポール当たるかなと思ったんですけど、でも切れたわと思って。

ーー投手陣は1失点に抑えた、野邉、清川、財原、橋本裕と4投手のボールを受けてどうだった

全員のピッチャーを通して、やっぱり四球がずっと点に絡んできていたので四球を無くしていけば良い投手リレーというかあまり点を取られないとは思っていて、今日もやっぱり四球でランナー出して打たれてという感じだったので、明日生かしていきたいと思います。

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