硬式野球部
HEADLINE

【硬式野球部】伝統の同早戦、最後まで奮闘するも敗戦喫す

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
早大 0 0 0 1 4 2 0 0 0 7 7 0
同志社 0 0 0 0 0 3 1 0 2 6 6 2

2025年度同早定期野球戦復活第12戦

 3月23日、カローラ滋賀はちまんスタジアムで同早定期野球戦復活第12戦が行われた。同志社は早大と対戦し、無念にも6-7で敗北を味わうこととなった。
 近江八幡市立野球場が4月より「カローラ滋賀はちまんスタジアム」としてリニューアル。オープンを記念し同早戦が開催された。始球式には小西理氏(近江八幡市長)が登場。ストライクゾーンに力強く投げこむと、これからの試合運びを期待する拍手が送られた。

先発の橋本祐

 先発のマウンドに立ったのは橋本裕(新商4)。出だしは安定した投球をみせ、テンポ良く打ち取り0を並べる。しかし4回表にフォアボールを重ねる中、暴投で先制点を許した。その裏、出塁に成功するも鋭い守りから逃れられない。5回表から試合が動いた。渋谷(早大)による強烈な左安打で走者を出すと1死一、二塁のピンチを迎える。橋本裕に代わった中澤(新スポ3)が2四球を与え押し出し点を加えた。さらに1死満塁のピンチでは前田健(早大)に走者一掃のタイムリーを許し、この回一挙4失点。その後5,6回に計4点を返すも、相手先発伊藤樹(早大)を前に攻めあぐねるイニングが続いた。
 4-7で迎えた最終回。野邉(新政策3)がマウンドに上がりヒットを許すも無失点で切り抜けた。リリーフの好投を受け、同志社打線が奮起を見せる。

抑えで登板した野邉

 先頭の北田(新法3)がサードへ鋭い打球を飛ばし出塁。その後四球、右飛、死球と続き1死満塁の場面。絶好期で打席には4番打者辻井(新スポ3)。豪快にバットを振り切ると打球はセンターへ。一挙2得点を挙げ、球場のボルテージは一気に最高潮に。迎えた2死一、三塁の場面では、今試合2安打を飛ばした齋藤(新法1)が打席に立った。甘く入った球を捉え、打球は黄色い歓声と共にセンターへ。しかし定位置でボールをキャッチされゲームセット。勝利まであと一歩及ばなかった。

振り切る辻井

 あと1点差に詰め寄るも伝統戦を制することができなかった硬式野球部。ミスから失点する場面がありながらも好守共に粘り強いプレーをみせた。約2週間後には春季リーグが控えている。「どういう場面でも自信を持って臨めるようにいい調整をしたい」(竹川監督)。新戦力とともにシーズン開幕へ。全員プレーで、栄光のホームベースを踏みしめろ。

(文責・青山由菜、撮影・伊藤愛梨、近藤真子、益野瑛真、大橋楓子)

スタメン
(一)大井9
(二)堀内 6
(三)牧原 8
(四)辻井2
(五)濱野 7
(六)齊藤5
(七)知念 3
(八)寺田 4
(九)橋本裕 1

バッテリー

(早大)伊藤樹、岡村、森山ー吉田瑞

(同志社)橋本祐、中澤、本田、財原、野邉ー辻井

ページ上部へ