硬式野球部
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【硬式野球部】サヨナラ勝ち収めた

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
京大 0 0 0 1 0 1 0 2 0 4 11 1
同志社 3 0 0 0 1 0 0 0 1☓ 5 13 2

令和7年度関西学生野球連盟春季リーグ戦

 5月11日、ほっともっとフィールド神戸で2025年関西学生野球連盟春季リーグ戦第4節対京大2回戦が行われた。昨日の試合で快勝を収めた同志社。勢いそのまま2連勝で勝ち点を獲得した。

 先発のマウンドに上がったのは本田(商4)。正確なコントロールで初回を3人で抑え、順調な立ち上がりをみせる。するとその裏、早速打線が応えた。先頭の大井(商3)がセンターへヒットを打つ。俊足を生かして二塁ベースを踏んだ。2番の堀内(法4)が一塁線に転がすバントを成功させると、北田(法3)の内野ゴロの間に1点を先制した。知念(文情4)が四球で出塁すると、齊藤(法1)、牧原(商3)がタイムリーヒットを放つ。3点を先制し、幸先の良いスタートを切った。

得点を喜ぶ左・齊藤、右・中田

 2、3回ともに試合が動かず、迎えた4回表。ライトへのヒットでランナーを背負うと、犠打を決められピンチを招いた。3盗を狙われ阻止を試みるが、送球がそれる。一瞬の隙をつかれ、一点を返された。

 追加点が欲しい同志社の5回裏。1回裏同様、大井がヒットで出塁し、堀内が犠打でチャンスを広げる。ここで打席に立ったのはリーグ戦初出場、初打席の川満(文情2)。「自分のスイングをしよう」(川満)。打った打球はレフトへのタイムリーヒット。初安打、初打点を記録し、笑みをこぼした。

ヒットを放つ川満

 しかし、京大が反撃を始める。6回の表、タイムリーで一点を献上した。7回は両者無得点に終わるも、8回表。先頭で今日3打数2安打と当たっている打者を迎え討った。好調のバッターを抑え流れに乗りたいところだったが、打球をライトへ運ばれる。さらに連打を浴び、2点を奪われた。

 同点に追いつかれた8回裏ツーアウトの場面。坂(法4)がツーベースヒットで出塁する。続く代打寺田(法2)がセンターへヒットを放った。坂は三塁を蹴り、ホームへ。しかし、タッチアウトとなり決着は9回へもつれこんだ。

 失点が許されない9回表。本田に代わり、財原(スポ4)がマウンドへ。気迫のプレーで相手打線を打ち取っていく。最後の打者を空振り三振で封じ込め、雄叫びを上げた。

力投する財原

 その裏の攻撃。大井がボールを見極め四球、堀内も死球で出塁し、ランナーを一、二塁に置く。「次に繋げよう」(中森・法4)。打席が回ってきた中森に送られた指示はバント。飛んできた球を前に転がし、一塁に走る間に相手サードの守備が乱れた。送球が逸れ、ボールが一塁線の外へ。大井がホームを帰り、劇的サヨナラ勝ちを決めた。

 残すは立命大と対戦する最終節のみとなった。「残り二週間しっかり準備して臨みたい」(坂)。良い形で春リーグを締めくくるべく、総力戦で伝統の一戦に臨む。(文責・若松晏衣、撮影・矢部彩香、若松晏衣)

スタメン

(一)大井9

(二)堀内4

(三)北田7

(四)知念3

(五)齊藤5

(六)牧原8

(七)中田6

(八)坂2

(九)本田1

バッテリー

(京大)渚、中野、松尾、平木―松本

(同志社)本田克、財原―坂 

※ホームページの不具合により、投稿を見合わせておりました。謹んでお詫び申し上げます。

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