硬式野球部
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【硬式野球部】関学大に連勝し勝ち点奪取

TEAM R H E
同志社
関学大

令和7年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦

9月7日、わかさスタジアム京都で令和7年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦第1節対関学大2回戦が行われた。同志社は序盤に先制点を奪うとその後もリードを最後まで守り抜く。開幕節で勝ち点奪取に成功した。
 打線は初回、先頭の大井(商3)が左前安打で出塁。続く堀内(法4)の送りバントが相手守備陣のミスを誘い、無死二、三塁の好機をつくる。ここで打席が回ってきたのは牧原(商3)。1ボール2ストライクからの4球目をセンター深めへ運ぶ。この当たりが犠牲フライとなり、先制に成功。さらに2死三塁から齋藤(法1)の右適時打で追加点を奪い、初回に2点を入れた。

バットを構える牧原

 一方、先発マウンドを託されたのは橋本裕(商4)。序盤からテンポの良い投球を披露し、試合をつくる。5回裏には2死から連続でランナーを許し、ピンチを招くも右飛で相手打者を斬った。

先発の橋本裕

 追加点が欲しかった同志社だが、2回以降はなかなか得点を奪えない展開が続く。しかし再びチャンスが訪れたのは整備が終わった直後の6回。関学大は3番手投手・奥野谷がマウンドに上がる。すると初回に適時打を放った齋藤が中安打で塁に出た。続く辻井(スポ3)が送りバントを決めると、1死二塁と得点圏にランナーを進める。するとこの日スタメンから外れていた知念(文情4)が代打で打席に立つ。追い込まれてからの4球目はショートへの内野ゴロかと思われたが、一塁手のファンブルにより追加点を奪った。
 さらに続く7回。連打と四球で1死満塁のチャンスを演出する。すると辻井のサードゴロの間に三塁走者が生還し、4-0に。同志社の勢いはここで止まらない。先程代打で登場した知念が第2打席に立った。「狙い球はなかったけれど、とにかく必死に食らいつくことだけを考えていた」(知念)。4球目を左方向へ打ち返した打球はレフトの頭を超えてそのままスタンドへ入る。「みんなの歓声が大きく聞こえた」(知念)。この一弾で7-0と関学大を大きく突き放した。

本塁打を放ち喜ぶ知念

 援護をもらった橋本裕は試合中盤にかけても好投を見せ、6回を1安打無失点と相手打線を封じ込める。7回には内山(法1)がマウンドへ。大差がついた中での登板となるも緩急つけたピッチングでスコアボードに0を刻む。8回に登場した財原(スポ4)が連打を浴び2点を失うも、最後まで逃げ切り7-2で試合終了のサイレンが鳴り響いた。

リリーフで好投した内山

 「開幕節で勝ち点を取れたらすごくこのチームは変わるなと思っていた」(坂・法4)。2季ぶりに開幕戦での勝ち点奪取。ここ勝ち点を取ることができていなかった関学大を相手に2連勝は選手らに大きな自信をもたらしたに違いない。「1週間準備をしながら取り組んで次も勝ち点を取りたい」(坂)。次節は京大との対戦。もう一度気を引き締め直し、優勝戦線に名乗りを上げろ。(文責・伊藤愛梨、撮影・シンウンス)

スタメン

(一)大井 9

(二)堀内 4

(三)牧原 8

(四)中森 7

(五)齊藤 5

(六)辻井 2

(七)大橋 3

(八)影山 6

(九)橋本裕 1

バッテリー

(関学大)坂本、伊丹、奥野谷、吉田慎、林ー畠山、塚野、小林舜

(同志社)橋本裕、内山、財原―辻井

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