硬式野球部
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【硬式野球部】タイブレーク制しサヨナラ勝ち!

TEAM 10 R H E
関 大
同志社 1x

 2022年度関西学生野球連盟秋季リーグ

 9月25日にほっともっとフィールド神戸で行われた関西学生野球連盟秋季リーグ第4節対関大2回戦。延長タイブレークを制し1x-0で勝利をつかんだ。

抱き合う選手たち

 神宮出場をかけ落としてはいけない大事な一戦。気持ちを切り替え万全の状態で挑んだ。

 先発は左のエース小倉。「近代2戦目は僕のせいで負けたので昨日髙橋が負けて絶対勝って次3戦目に行こう」という気持ちでマウンドに上がり、初回から3人で抑える好投を見せる。

好投を披露した小倉(経4)

 小倉の好投を援護したい打線は3回。2死から篠原(スポ3)が出塁すると杉浦(商4)が左安打を放つ。続く青地に申告敬遠が告げられ2死満塁のチャンスで打席には松井。しかし三振に打ち取られ得点のチャンスをものにすることができなかった。

打席に入る松井(スポ3)

 3回以降も快投を見せる小倉。4回で初めてヒットを許し、得点圏にランナーを置くも意地の投球を見せ3アウトに打ち取る。要所で完璧な投球を見せた。10奪三振の好投で8回まで投げ切り後を東山に託す。「小倉の好投を無駄にしないようにと思った」。そう意気込みマウンドに立つ東山。初回から三者凡退に抑える力投を見せ、打撃へとつないだ。

吠える東山(心理4)

 均衡した状態が続き両者無得点のまま迎えた8回裏。またもや同志社に得点のチャンスが訪れる。代打橋本光(商3)が四球で出塁すると川久保(スポ2)がバントを決め1死二塁。続く代打田村(法4)も四球で出塁するも杉浦の遊ゴロで2死一、三塁とし、ここで打席には青地。しかし、左飛に打ち取られ得点に至らなかった。「もうあの本当に明日打たなかったらキャプテンじゃないと思っている」。主将としてここぞの場面で打てなかったことに責任を感じた。

打球を放つ青地(スポ4)

 延長タイブレークにもつれ込んだ10回。東山が相手先頭打者をサードゴロに打ち取ると、8回からサードの守備についた塚本(商3)の好守備でトリプルプレーに。一気に3アウトを取り、快く攻撃に移った。その裏代打山元(スポ2)がバントを決め、川久保の申告敬遠で1死満塁の好機が舞い降りる。ここで打席に立った釜萢がスクイズに成功し待望の1点をつかみサヨナラ勝ちを飾った。

喜ぶ釜萢(経3)

 勝ち点奪取は明日の3戦目にかかっている。「あと明日勝てばまたフラットな状態で次に挑めますし、っていったところで明日はもう出し切りで髙橋も前日から3戦目にいけば9回投げきって勝つからっていう話をしてくれたんで、その言葉を信じて明日も全員でやろうと思います。」今日の勝利を無駄にすることなく明日、全員野球で勝ち点を掴み取れ。

(文責:杉本優衣・撮影:杉山舞)

(一)川久保6

(二)篠原4

(三)杉浦8

(四)青地7

(五)松井9

(六)福岡3

(七)知念5

(八)星加2

(九)小倉1

(同志社)小倉、東山―星加

(関 大)鷲尾昂、辰己ー有馬

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