バスケットボール部(女子)
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【女子バスケットボール部】白星飾れず最終戦へ

2023年度関西女子学生バスケットボール2部リーグ戦

 10月21日、天理大学杣之内第一体育館(奈良県)にて2023年度関西女子学生バスケットボール2部リーグ戦が開催された。同女大は京都先端大と対戦し、57-90で敗北を喫した。

 開幕以降黒星が続き、入れ替え戦が確定している同女大。入れ替え戦へ向けチームの士気を高めるべく一致団結して試合に挑んだ。

シュートを打つ石橋(経2)

 第1Q、激しいせめぎ合いの中、先制点を手にしたのは京都先端大。特徴的な選手が多く、積極的にリングに攻めるチームだ。同女大も対抗すべく果敢に攻め込むが相手のディフェンスに阻まれ、なかなか点数につながらない。残り時間18秒で清水(文情3)がシュート。15-22でリードを許して第1Qを終えた。

 続く第2Q、試合開始1分で分で田中(商4)の速攻が決まり、試合の流れを変えた。その後、清水のバスケットカウントと東(文3)の2本のスリーポイントが決まり3点まで点差が縮まる(27-30)。流れに乗り続けたい同女大だったが、京都先端大のタイムアウト後、素早い攻撃に圧倒され30-41で折り返した。

コートを見渡す東

 ハーフタイム明けの第3Q。「11点差を巻き返すべく運動量を上げて勝ち取ろう」(諸山・商4)。もう一度チームで勝利のために話し合って挑んだ。攻撃に転じる機会を増やしたい同女大。リバウンドやルーズボールなどに積極的に飛び込みシュートチャンスを得たが、約3分間得点を得ることはできなかった。悪い流れを断ち切るべく、同女大のパスカットにより清水と石橋が速攻に出た。ゴール下でパスが通り、加藤(同女1)がシュートを決めて点数につなげる。しかし、流れをものにすることができず6連続失点。点差がさらに広がり39-66で最終Qへ。

攻める加藤

 迎えた第4Q。今まで練習してきた粘り強いディフェンスで相手のミスを誘う。「ローポストでセンターにボールが寄ったときにダブルチームに行くことはチームで決めていた」(清水)。試合終盤、選手交代により4年生全員がコートに立った。5人でボールをつなぎ、最後は田中が点数を決める。ラストイヤーを迎えた4年生は今リーグで引退。4年間で築き上げたチームワークと意地を見せたが、57-90で敗北を喫した。

応援する選手たち

 次戦は現メンバーで挑むリーグ最終戦。「いい流れを引き寄せてコートとベンチ、チーム一体となって40分間で勝利を勝ち取る試合にしたい」(諸山)と意気込みをみせた。ラスト1試合、待望の初勝利をつかみ取れ。【文責・河村柚希、撮影・湊結子】

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