4月10日に流通科学大学にて第43回全関西女子学生バスケットボール選手権大会が開催された。相手チーム大教大による逆転で、71-73で同女大の敗北が決まった。
新チームとして挑んだ今試合。第1Qでは、両者一歩も譲らず取っては取られての繰り返し。しかし、シュートを決め続け17-10で終了。続く、第2Q。同女が放つスリーポイントシュートが決まり、同女の勢いは止まらない。チームからの応援で会場は盛り上がりを見せ、35-29で終了。
第3Qでは、スリーポイントが炸裂された。両チームともミスが多く見られ、互いにフリースローで点を稼ぐ。足を止めることなく攻め続け、ディフェンスでもしっかりと防御を見せた同女。60-49で圧倒的な点数の差を付け終える。「シンプルなプレーを意識した」(杉田)
最後まで気を緩めまいと始まった第4Q。敵による積極的な攻めで点数が縮まるも、同女大が常に先制をとる状態が続いた。しかしながら、同女大のファールが積み重なり、66-64まで点差が縮まる。相手チームの追い上げに、追い込まれる。ついに逆転され、66-67。点を取られては、取り返すという拮抗した状況であった。しかし、相手チームの最後の追い上げで残り4秒の所でシュートがきめられ2点が入る。4秒でシュートを狙うも外れ、71-73で試合終了。
悔しい表情を見せた主将の杉田。惜しくも逆転負けで試合は終了したが、「次の試合も、今日の反省点を活かして簡単なミスも、自分達からなくせるようにシュートだったり一対一を大切にして全員で勝ちに行こうかなと思いました」と次戦への意気込みを語った。
次に戦うのは、兵教大。チーム一丸となって、練習に励み成長した姿に注目だ。(文責・撮影 大久保りんか)