2024年度全関西学生女子バスケットボールリーグ戦
9月21日、大阪電気通信大学四条畷キャンパスにて、2024年度全関西学生女子バスケットボールリーグ戦が行われた。同女は甲南大と対戦し、88-54で勝利を収め2部昇格に拍車をかけた。
第1節の奈良教育大との一戦は、90点差をつけ大勝した同女。この試合で課題としていたディフェンスの動きを徹底的に練習し試合に臨んだ。
迎えた第1Q、立ち上がりは一進一退の攻防が繰り広げられる。そんな中福原(同女1)が果敢にスリーポイントを狙う。相手にプレッシャーを与えると16-15で第2Qへ。
続く第2Q、開始早々先制点を奪うもわずか15秒後にはスリーポイントシュートを決められ同点に(18-18)。しかし松尾(スポ4)がコートに入ると攻防両面で躍動する。6分に自らスリーポイントシュートを決めるとその後スティールで攻撃につなげた。残り2分には石井(同女1)のスリーポイントシュートを基点にリードを広げていき、40-28で試合を折り返した。「ディフェンスからのブレイクっていうのは1つ強みとしてあるので、そういうところでやっぱり流れ作っていけたらいいなと思っていた」(清水)。
第3Qになると相手のシュートミスが目立ち、リバウンドからの素早い攻撃を仕掛ける。そして、ベンチからの熱い声援がさらにコート内の選手達を奮い立たせた。残り4分から怒涛(どとう)の8得点。さらに残り10秒で福原がスリーポイントシュートを決めると64-35で第4Qへ。メンバーを入れ替えた試合終盤でもプレーの強度を落とさない。最終スコア88-54で甲南大相手に白星を収めた。
リーグ戦ここまで2連勝と波に乗る同女。主将の清水は「ディフェンスの動きやカバーの2線、3線の点数が改善されていた」と今日の試合を振り返る。明日の対佛教大戦に対して松尾は「まずは勝つことが大事」と語り、勝利に対する情熱が感じられた。2部昇格という目標を達成するためチーム一丸となり勝利を掴みとれ。(文責・渡邉柚果、撮影・元永侑里)