バスケットボール部(女子)
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【女子バスケットボール部】全勝で1次リーグを突破

2024年度全関西学生女子バスケットボールリーグ戦

 9月28日、大阪電気通信大学四条畷キャンパスにて、2024年度全関西学生女子バスケットボールリーグ戦が行われた。同女は芦屋大と対戦し、64-44で勝利を収めた。1次リーグ4戦全勝で2次リーグへ進む。

 ここまで3勝の同女を待ち受けるのは2勝1敗で暫定2位につける芦屋大。負けられないこの1戦に向けて、相手の強みであるドライブからの合わせなどを重点的に対策してきた。

 第1Q開始1分で、松居(同女1)と石橋(経3)の活躍で4得点するも、相手もスリーポイント決めるなど、着実に点を積み重ねていく。攻守の入れ替わりが激しい中盤戦、1年生の福原(同女1)がスリーポイントシュートを決め、流れは同女に。しかし残り1秒のところで相手のスリーポイントが入り13-15で第1Qを終えた。

ドリブルをする福原

 芦屋大の先制点からスタートした第2Q。しかしディフェンスの活躍で攻撃を阻止し21-17に逆転する。その後も互いに攻防を繰り広げるも、同女は優勢を守り続けた。ラスト30秒で福原がスリーポイントを入れ、34-27で第3Qに進む。「持ち味のスリーポイントがしっかりと決め切れた」(福原)と振り返った。

 第3Qも序盤から両チームともにスリーポイントシュートが連発した。同女のファウルが相次ぎ、相手にフリースローでポイントを取られる(45-38)。しかし、「ディフェンスから守って走り勝つ」(清水・文情4)をモットーに攻めの姿勢を崩さない。相手にリードを許さないまま49-40で第4Qに続いた。

フリースローを打つ前田(同女1)

 互いにシュートミスやファウルが増え、疲労が見えてきた第4Q。「どんなファウルがあったとしても自分たちのスタイルを継続しよう」(中山C)。残り6分で流れを持っていかれそうになったが、塚口(同女1)のブロックで流れを止め、前田(同女1)からのパスで塚口が決めた。ラスト2分の段階の点数は62-44。ベンチからは歓声が上がり盛り上がりを見せる。どうにか点差を守り切りたい同女はシュートミスがあっても絶えずに攻撃を続け、このゲームを勝ち取った。

盛り上がるベンチの部員たち

 「まずは(試合を)楽しんで、そこから思い切ったプレーをして欲しい」(清水)。今季多くの活躍を見せた下級生たちにさらに期待を寄せた。一方で、「1次リーグ全勝は通過点」(清水)と目指す先はまだ遠い。2次リーグに1位で駒を進めた同女を待ち受けるのは更なる強豪校だ。この試合で得た反省点をもとに、練習に磨きをかけ、次戦に備える。(文責・元永侑里、撮影・河村柚希) 

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