バスケットボール部(女子)
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【女子バスケットボール部】ペースを掴めないまま悔しくも敗退

第46回全関西大学女子バスケットボール選手権大会

 4月20日、大阪大谷大学にて第46回全関西大学女子バスケットボール選手権大会が開催された。結果は56−94で敗北を喫した。

 2回戦目の相手は、昨年度の全関西女子バスケットボールリーグ戦にて2部4位の戦績を誇る流科大。フィジカル面はもちろん、粘り強さもある強敵相手に果敢に挑んだ。

狙いを定める相坂(政策1)

 相手のスリーポイントシュートから始まった第1Q。早くも先制点を取られるが同女も負けじと得点を取り返す。開始5分、小島(同女4)がゴール付近までボールを運び、相坂がシュートを打つも、相手に阻まれゴールすることができなかった。その後、ボールを持ってもすぐに奪われる展開が続く。9-22で終了した。

 第2Q序盤、流科大優勢のまま試合は進む。開始4分、福原(同女2)が入れ替わりで入り、すぐにシュートを決め、続けて相坂も点数を獲得した。流れが同女に傾く。しかし残り2分の怒涛の攻撃により点差を縮めることができないまま31-43で第2Qを終えた。

ドリブルをする徳永(スポ1)

 どうにか相手に追いつきたい同女。第3Qの先制点を石井(文情2)が獲得した。いいスタートに思われたが、10点連続得点される展開に。タイムアウトで相手の流れを切るも、苦しい状況は続いた。コートの端から端を激しく行ったり来たりする選手たち。40-70と点差が広がってしまった。

 両者ともに疲れが見えてきた最終Q。同女ボールで山中(スポ1)のスリーポイント先取から始まった。互いに攻めの姿勢を崩さず、点を取っては取られのシーソーゲームが続く。しかし点差は開いたまま、相手のペースを崩すことができない。終盤戦、何度もゴールのチャンスはあったものの、惜しくも得点にならず。56-94で試合は終了した。

シュートを決める石井

 相手にリードを許し、圧倒されながらも喰らいついた同女であったが、逆転勝ちすることはできなかった。しかし前回の試合で課題に挙げられていたルーズリバウンドが改善されていたりと前進した面も見られた。「今日の試合を無駄にしないようにいていきたい」(小島)と振り返る。今試合をもって春リーグは敗退となるが、今年こそ2部昇格を目指す同女の鍛錬の日々は続く。(元永侑里)

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