バスケットボール部(女子)
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【女子バスケットボール部】大差つけ、初白星を飾る

2025年度全関西大学女子バスケットボールリーグ戦

 8月31日に桃山学院大学和泉キャンパス(大阪府)にて2025年度全関西大学女子バスケットボールリーグ戦が行われた。同女は兵庫教大と対戦し、98-46とダブルスコアで勝利。60-62と僅差で敗北を喫した昨日の和歌山大戦で得た反省を活かして、兵教大との勝負に挑んだ。「昨日は気持ちの部分で負けていたり、相手関係なく、するべきことができていなかったので、気を引き締め直そうと話した」(小島・スポ4)。

 第1Qが始まると、すぐさま先制点を獲得。開始2分でセットプレーから徳永(スポ1)が3ポイントシュートを沈める。続けて塚口(同女2)も3ポイントを決め、優勢のままタイムアウトへ。その後もスティールが幾度となく決まり、徳永や武内(同女1)の速攻で得点を重ねる。ほぼ無失点の25-6で第1Qを終えた。

インサイドに切り込む小島

 続く第2Qも序盤から吉原(理工3)が2回連続で3ポイントを決め、流れをキープ。攻撃の手を緩めず、速攻や3ポイントシュートで着実に点差を離す。ディフェンス面でも堅実なプレーを見せた。開始6分、相手のパスコースを完全に防ぎ、約5秒間スローインを封じることに成功。勢いに乗った同女は相手に主導権を握らせないまま、52-19で試合を折り返した。

リバウンドを争う小栗(商3)

 第3Q開始早々、相坂(政策1)がインサイドでの力強さを発揮し、6得点の活躍。兵教大の激しいプレッシャーにも怯まず、リバウンドに向かい、フリースローの獲得にも成功した。「ポストプレーに積極的に取り組めて、点数もリバウンドも取れた」(相坂)。互いに疲れが見え始めた8分、相手に速攻を仕掛けられるピンチを迎えるも、武内が2対1の不利な状況を覆す鮮やかなプレーを見せた。ベンチからは大きな歓声が上がり、相手の手元を狙い点数につなげる。引き続き、第3Qでも27得点を挙げ、大きくリードしたまま79-25で最終Qへ突入した。

 迎えた最終Q。兵教大の猛攻に押された同女はディフェンスファウルが重なり、何度も相手にフリースローを与える展開に。しかし6分、24秒を守り切る粘り強さを発揮。直後に武内の3ポイントシュートが決まり、流れを取り戻した。その後も順調に得点を重ね、98-46で試合は終了した。

シュートを狙う芳賀(文1)

 主将・小島は「自分たちのやるべきことを1週間で再確認して、次も1勝できるように頑張りたい」と語り、次戦への意欲をにじませた。リーグ戦初白星を挙げた同女は、勢いそのままに2部昇格を目指す。日々努力を重ねるチームのさらなる飛躍に期待が高まる。(撮影・元永侑里、文責・奥野陽仁)

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