バスケットボール部(女子)
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【女子バスケットボール部】奮闘見せ上位リーグ入り果たした

2025年度関西大学女子バスケットボールリーグ戦

 9月21日、2025年度関西大学女子バスケットボールリーグ戦が大阪大谷大学で行われた。1次リーグ最終戦の相手は大成蹊大。この試合の勝敗によって、2次リーグの上位に入れるかどうかが決まる大事な一戦だ。「絶対に落とせない一戦だったので、より一層気持ちを入れて挑んだ試合だった」(小島・同女4)。結果は65-55で快勝を果たした。

 試合開始と同時に火花を散らした両者。同女は素早いパス回しで攻め入り、開始1分で先制点を獲得。相坂(政策1)が小栗(商3)のリバウンドを取り、シュートを決めた。約1分後に相手に点を取り返されたが、勢いに乗る同女。小島のスリーポイントや加藤(同女3)の活躍が光り、19-10で次のQに進む。

攻める加藤

 集中力が切れ、勢いが落ちてしまうのを課題とする第2Q。「いつも以上にいろんな声かけをすることを意識した」(小島)。積極的に相手に当たってフリースローを獲得し、得点につなげる。吉原(理工3)のディフェンスで活躍し、相手のシュートを阻んだ。日々の練習で積み上げた連係を活かしたプレーを披露し得点を奪取。20点差を付け、ハーフタイムを迎えた(38-18)。

 大幅にリードして迎えた第3Q。開始早々、加藤が3ポイントシュートを沈める。このまま勢いに乗りたい同女だったが、大成蹊大の連係の取れたプレーに守備を乱されてしまう。苦しい展開が続くも、開始3分には吉原が速攻を阻止、開始4分には相坂が身長を活かしてレイアップを止める活躍を見せた。開始6分、加藤が約5分ぶりに得点。直後に相坂のシュート、小島の3ポイントシュートが決まり、再び流れを掴む。点差を取り戻し、50-31で最終Qへ。

試合前に話し合いをする選手たち

 第4Q、相坂のポストプレーや徳永(スポ1)の3ポイントシュートが決まり、同女は勢いに乗る。開始2分にタイムアウトが取られるまで、大成蹊大に反撃を許すことなく得点を重ねた(57-31)。しかし、開始3分に簡単なミスから得点されると連続で失点。同4分にはバスケットカウントを取られてしまい、流れは完全に大成蹊大へ。大成蹊大の激しいプレッシャーで点差を縮められるも、最後までリードを守り切り65-55で試合を終えた。

盛り上がるベンチの選手たち

 大成蹊大との対戦で勝利した同女は1次リーグBブロック2位で、2次リーグに駒を進める。待ち受けるのはさらなる強豪校との戦い。目標の2部昇格に向けてチーム一丸となって勝利を掴め。

(文責・元永侑里、奥野陽仁、撮影・河村柚希)

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