
2025年度関西大学女子バスケットボールリーグ戦
10月5日に桃山学院大学(大阪府)にて、2025年度全関西大学女子バスケットボールリーグ戦が行われた。同女は桃山学院大と対戦。結果は47-87で敗北を喫した。
第1Q開始1分、小栗(商3)が3ポイントシュートで先制点を挙げると、同2分に徳永(スポ1)も3ポイントシュートを決めることに成功。流れを掴んだ同女は同5分、徳永の連続得点でさらにリードを広げる(12-6)。しかし、桃山学院大のスクリーンアウトに劣勢を強いられ、思うようにリバウンドを取ることができない。「リバウンドはまだ正直甘い部分が多い」(小島・同女4)。序盤から激しい攻防が繰り広げられ、15-16で第1Qを終えた。

第2Q、桃山学院大の固いディフェンスに苦戦。相手の守備を攻略ができないまま点差が開き、開始3分にタイムアウトへ(17-22)。しかし同4分、小栗が3ポイントシュートを警戒して飛んだ相手を冷静にかわして得点(19-24)。このまま勢いに乗りたい同女だったが、桃山学院大の猛攻を前に攻撃を仕掛けることができない。同7分、小栗がバスケットカウントを獲得し、約3分ぶりに得点に成功する(22-39)。残り30秒、徳永が3ポイントシュートを決めるも、大幅にリードされ25-39で前半を折り返した。

迎えた第3Q、桃山学院大のオフェンスはさらに勢いを増し、同女のディフェンスを翻弄(ほんろう)する。開始2分、小栗がシュートを決めるも依然として苦しい展開が続く。桃山学院大の勢いを止めることができず、同5分、相手にバスケットカウントを与えてしまう(27-53)。流れを取り戻すために奮闘するも、第3Qで桃山学院大に26得点を奪われ、31-67で最終Qへ。

第4Q開始早々、相坂(政策1)がシュートを決めると、直後に加藤(同女3)が3ポイントシュートを決める(36-70)。少しでも点差を縮めたい同女だったが同3分、セットプレーのミスから得点されると連続で失点。同7分にタイムアウトを取るも、桃山学院大の優勢で試合が進む(38-84)。残り40秒、相坂が5得点の活躍を見せたが、逆転できず47-87で試合を終えた。
次戦は現メンバーで挑む上位リーグ最終戦。主将の小島は「このチームでできる最後の試合にはなるので、みんながやりきれる形で試合に挑みたい」と意気込みを見せた。個々が持つ力を結集し、チーム一丸となって初勝利を掴み取れ。
(奥野陽仁)