バスケットボール部(男子)
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【男子バスケットボール部】全関西5位で終幕

5月5日、東淀川体育館にて第50回関西学生バスケットボール選手権大会5位決定戦が行われた。同志社は京都産業大学と対戦し、67-63で勝利。全関西を5位で終幕させた。

スタートは、磯部(経3)、廣瀬、那須、大西(商4)、門川(商1)。

第1Qは相手のシュートから始まったが、すかさず廣瀬が3Pシュートで得点を返した。さらに那須がゴール下シュート、大西のアシストから門川がシュートを決める。しかしタイムアウト後、京産に5連続シュートを許した。そのまま流れを相手に譲ってしまうかと思われたが、谷口の3Pシュートにより得点差は1桁を維持。12-16で第2Qを迎えた。
序盤、板澤のパスカットからの速攻で谷口がシュート。バスケットカウントも獲得した。島津(経4)が相手の激しいディフェンスをかわしながらシュートを決め、同点に追いつく。この勢いそのままに流れをつかみたかったが、点が取れない時間が続いた。一方、相手は着実に得点を重ねていき25-32の7点ビハインドで前半戦を終える。

廣瀬(法2)
谷口(経2)

第3Q、那須が京産大の堅いディフェンスをうまく交わし、素早いドライブでシュートを決める。板澤は積極的にリバウンドに飛び込み、チャンスを何度も作り出した。しかし京産大も着実に得点を重ね、点差を保たれたまま試合が進む。残り3秒、島倉が3Pシュートを決め41-47で最終ゲームに臨んだ。
第4Q、序盤から板澤、島倉がシュートを決め、点差を縮める。残り7分24秒、那須が華麗に3Pシュートを決め、ついに同点に追いついた。勢いに乗った同志社は、その後も得点を重ね逆転に成功。京産大の攻撃力も上がっていったが、リードを守り切り67-63で勝利を収めた。

左から板澤・谷口・大西・島倉・門川
那須(スポ4)

この試合で関西学生バスケットボール選手権大会は終了。目標だった優勝には届かなかったものの、最後まで諦めずに戦い続け5位という結果を収めた。また、同志社は休むことなく5月14日から京都府大学競技会春季大会、20日から新人戦関西予選に出場予定。6月には西日本選手権も控えている。「全関西で得たことを練習に取り入れてレベルを上げていきたい」(板澤)。さらに強いチームへ、彼らの進化に目が離せない。

【番匠麻衣、河場真世】

○インタビュー
板澤(商4)

・今日の試合を振り返って個人、チームとしていかがですか?
ーーーチームとしては一昨日と昨日の課題であった入りの部分を改善して、負けてはいたんですけど点差が1桁で充分可能性のある点差で我慢して取り組んで最後後半自分たちの走るバスケで逆転できたのはよかったかなと思います。個人としては前半戦3Pがなかなか入らない状況で自分がインサイドしっかりアタックして確実に2点取って繋いだってところと、相手が留学生いるなかで自分がしっかり体張ってディフェンスリバウンドのところで貢献できたのはよかったかなと思います。

・接戦を勝ち切れた要因は何ですか?
ーーー自分たちがずっと負けている展開ではあったんですけど相手がシュート外したりした時にしっかりリバウンドからアウトナンバーを作って速攻で簡単な点数を積み重ねていけたことが要因かなって思います。

・昨日と同じく第4Qに追い上げて勝利した形でしたが、第4Qはどのような姿勢で臨みましたか?
ーーー自分たちのやってるバスケは間違ってないと思ってたんで、大西だったり島倉の部分のインサイドでアドバンテージがあると考えていたのでそこをしっかりついて、チームで共有して、そこから攻めていこうっていうのを徹底できたことが勝利に繋がったかなと思います。

・果敢にリバウンドで取りにいってチャンス作ってましたがいかがでしたか?
ーーーオフェンスリバウンドとか取ったら自分たちのオフェンスが増えますしそのなかで自分と門川っていうインサイドの部分で体を張ってチャンスを作ることが自分の仕事だと思ってたんでそこを徹底してやれたことがよかったかなと思います。

・特に後半戦シュートの調子も良かったと思いますがいかがでしたか?
ーーーインサイドのプレーから自分のリズムを掴んでそこから流れに乗って自分がやりたいことをやれたことがテンポよく得点を取れた要因かなって思います。

・京都春季大会と西日本に向けてお願いします
ーーー春季大会は多分もう1回京都産業大学と準決勝でやるので相手がリベンジマッチじゃないですけどそこに向けてくると思うので自分たちもそれに負けないようにやっていきたいですし、西日本も西日本の各地から強豪が集まってきて、東海大九州っていう山場もあるのでそこに向けてもう1回全関西で得たことを練習に取り入れてレベルを上げていけたらなって思ってます。

島倉(スポ2)

・今日の試合をチームとして、個人として振り返っていかがですか?
ーーチームとしては、今までは接戦を勝ちきれないっていうのが自分たちの課題だったんですけど、そこをディフェンスから形を作って勝ち越すことができたので成長できたかなと思います。個人としては積極的に点を取ってチームに貢献できたことが良かったと思います。

・昨日の試合から何か修正した点はありますか?
ーー修正した点はないんですが、よりよくしようとした点で、ディフェンスの強度を最初から高めていくことを意識して今日の試合に臨みました。

・接戦で勝ち切れた要因は何ですか?
ーーしっかり最後まで走り切れたことが大きかったかなと思います。

・この大会全体を振り返っていかがですか?
ーーやっぱり4回生が1番輝いていたなと思います。

・新人戦に向けて意気込み
ーー新人戦は自分たちがメインとなるので、僕たちがしっかり引っ張れるように頑張りたいと思います。

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