バスケットボール部(男子)
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【男子バスケットボール部】今季初白星 しかし連勝ならず

2023年度関西学生バスケットボールリーグ戦

 

9月30日、向日市民体育館(京都府)にて2023年度関西学生バスケットボール1部リーグ戦5戦目、10月1日、五月山体育館(大阪府)にて2023年度関西学生バスケットボール1部リーグ戦6戦目が連日行われた。5戦目にして龍谷大を下し今季リーグ初勝利となったが、6戦目は天理大に敗北し連勝とはならなかった。

 

対龍谷大、スタートは板澤・大西・谷口・門川(商1)・安藤(スポ2)。

 

第1Q、はじめから一進一退の攻防が続く。同志社は大西が先制すると続けて板澤フリースローを沈め、最高学年が流れを作っていく。相手のファールを誘いチームで6本のフリースローを成功させ14-11の同志社リードで終える。しかし第2Q、龍谷大にスリーポイントを連続で決められるとリードを奪われる。谷口がアウトサイドのスリーポイントやバスカンも貰うショットを決めるも相手のオフェンスを止められず31-38で試合を折り返す。

レイアップを放つ板澤(商4)

第3Qも悪い流れは続き最大11点差までつけられてしまう。途中出場の石原(商3)と島倉(スポ2)が活躍を見せ同志社は45-51の6点ビハインドで最後の10分を迎える。第4Q、悪い流れを断ち切ったのは板澤だった。「このリーグ戦にかける思いっていうのは誰よりも強い自負がある」と力強いハッスルを見せ、バスケットカウントを決め逆転する。しかし残り38秒、龍谷大にスリーポイントを決められ同点。だが最後に、値千金のスリーポイントを島倉が射抜く。ベンチからは大歓声。70-66で今季リーグ初勝利を収めた。

この試合、21得点をあげた谷口、そして19得点12リバウンドを記録し、ダブルダブルを達成した板澤が同志社を逆転勝利に導いた。

味方に指示を出す谷口(経2)

対天理大、スタートは板澤・大西・谷口・門川・安藤。

 

第1Qから留学生の高さに苦しみ、そこに食らいつく形となった。島倉が連続でシュートを決めるも相手のディフェンスに苦しむ。10-16でリードされて迎えた第2Qも厳しい戦いが続く。柄澤(スポ1)スリーポイントを沈め、点差を縮めようとするも23-38でハーフタイムを迎える。

 

第3Q、大西と柄澤がそれぞれ谷口のアシストからスリーポイントを決めるも天理の落ち着いたオフェンスにより37-50とリードを縮められない。しかし第4Q試合は動いた。この試合マンツーマンディフェンスからゾーンディフェンスを繰り出し天理大の攻撃を抑えようとしていた。「ゾーンが効いていたので、そこは結構手応えがあって、いい切り替えだった」と大西が振り返るようについに第4Q天理大のオフェンスが止まる。そこから大西が連続得点を挙げると残り3分で2点差まで迫る。しかしその後同志社は点を奪えず逃げきられ49-62で天理大に敗れた。

フリースローを打つ大西(商4)

連勝とはならなかった同志社。ここまでのリーグ戦の結果を受け主将の柏(スポ4)は「チームで戦えた部分はあった。そこを継続して、あとは勝ち切るっていうところだけ」とコメント。「僕たちはまだ諦めていない」とこれからのリーグ戦への熱い想いを見せた。

話し合う選手たち

これからの試合も同志社らしいプレーで勝利を掴め。(中嶋理博)

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