バスケットボール部(男子)
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【男子バスケットボール】巻き返し図る 同志社2連勝

2023年度関西学生バスケットボールリーグ戦

 

10月9日、五月山体育館(大阪府)にて2023年度関西学生バスケットボール1部リーグ戦8戦目が行われた。同志社は関学大と対戦し、77-57で勝利。今季リーグ戦初の連勝となり通算成績を3勝5敗とした。

 

スタートは廣瀬(法2)・大西(商4)・谷口(経2)・門川(商1)・柄澤(スポ1)。

 

「一番大事な試合」(谷口)と称したこの一戦。最初から同志社のベンチは盛り上がっていた。ファーストオフェンスは大西のポストプレー。しかしブロックを決められ0-5のランを関学大に許してしまう。だが、門川がトップからスリーポイントを決めると、続いて大西がインサイドで、谷口がミドルでシュートを沈め逆転。競った試合となり13-13の同点で1Qを終える。

盛り上がるベンチ

第2Q、同志社はペイントアタックを積極的に行う。途中出場の島倉(スポ2)がポストプレーを決めると大西もゴール下でフリースローを貰う。そして島倉がリバウンドからシュートを沈め5点リードで関学大タイムアウト。流れを引き寄せる。しかしタイムアウト後追い上げられ31-31の同点でハーフタイムを迎えた。

レイアップを放つ柄澤

第3Qは柄澤のフローターからスタート。さらに谷口のパスからステップバックスリーを射抜き連続得点。柄澤はこのクォーター9点を決める大活躍。関学大が食らいつき一時1点差まで詰め寄られるが、46-41と同志社は5点抜け出した。

セレブレーションを披露する谷口

迎えた4Q、強烈なモメンタムが同志社に来た。柄澤が相手の上からスリーポイントを決めてみせるとリードを2桁に拡大。谷口も連続スリーポイントを決め、同志社は完全に試合を支配した。残り1分15秒、主将の柏(スポ4)がコートインするとベンチ、そして会場からは大歓声。島津(経4)、松井(グロ地4)らも続けてコートイン。選手達からは笑顔が溢れた。その後、柏はフリースローを一本沈め、77-57で同志社は勝利した。

声を出す柏

谷口、柄澤のスリーポイントの成功率は合わせて45%。島倉と廣瀬はそれぞれ12得点を記録。同志社の未来が主導となり勝利を掴んだ。この勝利を「チームディフェンスが良かった。みんなで勢いとガッツで行った」と谷口は振り返った。4Q、4回生がコートインした場面について柏は「下を向かないで4年間頑張ってきた4回生が率先して声をかけられた。今日は勝つべくして勝った」と述べた。

残り3試合、インカレの出場権を得るため同志社は戦っていく。(中嶋理博)

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