バスケットボール部(男子)
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【男子バスケットボール部】立命大に一歩届かず、新人戦初戦敗退

第3回全日本大学バスケットボール新人戦関西予選


 5月17日、同志社大学京田辺キャンパスデイヴィス記念館にて第3回全日本大学バスケットボール新人戦関西予選1回戦が行われた。1年生と2年生のみで構成されるチームで戦う今大会。立命大との初戦に挑んだ。昨年度、優勝を果たした同志社は連覇が期待されていたものの、初戦敗退という悔しい結果で今大会を去った。

果敢にドリブルする渡邉(政策2)

 スタートは田中翔(法2)、渡邉、大澤(商2)、松尾(経1)、高野(スポ1)。序盤から激しい攻防戦が繰り広げられる。試合開始から1分が過ぎたタイミングでルーキー高野が長距離砲を放ち、初得点を記録。一方、相手にもランを許し、得点を奪い合う。積極的にメンバーの入れ替えを行い、同志社はパッシングゲームを展開した。さらに大澤が身長を生かしたプレーで魅せるも、第1Q(クオーター)は7―10で同志社3点ビハインドを背負った。
第2Q、互いに堅守を発揮し、ロースコアな展開が続く。昨年秋リーグでも出場経験を持つ鬼防(心理2)が入り、スピードドリブルでシュート圏に攻め入った。しかし、立命大にペースを握られたまま試合は進む。一挙、10点差まで引き離された同志社。すかさずタイムアウトを取り、反撃に転じる。さらに中島(心理1)がファウルを誘い、好機を作ったが前半戦は17―27と、追いかける形で終えた。

ボールを守る中島

 迎えた第3Q、田中翔と大澤が連続でスリーポイントシュートを沈め、反転攻勢に出た。ここから同志社の快進撃は止まらない。松尾、渡邉も果敢に攻め入り得点を重ね、逆転に成功。負けじと立命大が粘り強さを見せつけ一進一退の攻防が続いた。ゲームの流れを変えたのはベンチ出場の田中夢(法1)。コフィンコーナーでパスカットを成功させ、すかさずリングへ。応援席から後輩を見守る3、4年生の声援はますます大きくなった。46―38と、同志社8点リードで最終クオーターに突入する。
 運命の第4Q。開始早々、高野がこの試合3本目のスリーポイントシュートを成功させ点差を保った。しかし、立命大の追い上げは破竹の勢いで襲う。連続してシュートを許し、1点差まで詰め寄られた。逃げ切りたい同志社は立て直しを図るも、相手ディフェンスが機能しシュートブロックされる。ゲームの主導権が相手に渡ると、タイマーが残り5分を示した時、逆転を許した。残された力を振り絞り、大澤がバスケットカウントを奪う。同志社は再び逆転に成功。リードできたのは束の間、華麗な弧を描いた長距離砲を沈められ、同志社の勝ちは絶望的に。松尾の意地のスリーポイントは勝利に届かず、58―60で黒星を喫した。

戦略的に攻める田中翔

 今大会、キャプテンを務めた田中翔は「緊張もあった。やっぱり、最後勝ちきれないのが同志社の課題」と振り返った。昨年度王者の同志社は無念の一回戦敗退。期待されたルーキーたちの実力は十分に奮わなかった。課題が浮き彫りになり、問われる真価。敗戦を受けとめ、新たな覚悟でリスタートを切れ。(髙橋舞衣)

※ホームページの不具合により、投稿を見合わせておりました。謹んでお詫び申し上げます。

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