バスケットボール部(男子)
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【男子バスケットボール部】逆転許し、西カレ2回戦敗退

男子第75回女子第74回西日本学生バスケットボール選手権大会

 6月3日、東和薬品RACTABドーム(大阪府)にて男子第75回女子第74回西日本学生バスケットボール選手権大会2回戦が行われた。昨年度はベスト16で敗退。雪辱を果たすべく今年度はベスト8以上を目標に挑んだ。初戦の相手は、昨秋のリーグ戦結果により1部昇格を果たした流科大。同志社は前半で試合の主導権を掌握したが、後半で実力が奮わず失速する。格下相手に痛恨の敗北を喫し、脆くも崩れ去った。

声をあげる選手たち

 スタートは、谷口(経4)、秋田(法3)、門川(商3)、波多野(心理3)、高野(スポ1)。秋田や高野が先制のシュートを放ち、試合開始からスパート。一挙10点のリードを奪い、引き離した。第1Q(クオーター)、西村(スポ3)が3点シュートを成功させ、チームを軌道に乗せる。初回の10分間で34得点を挙げ、順調な滑り出しとなった。

 続く第2Qは、得点の奪い合いが過熱する。流科大の隙を突いた連携プレーや球際の強さが光った。4点差まで詰め寄られるも、秋田の長距離砲が決まると谷口もこれに加勢。流れを相手に渡さず確実に点を重ねる同志社。しかし、流科大も粘って食らいつき、両者譲らぬゴール下での肉弾戦が繰り広げられる。前半戦は、56―42で14点のリードを保ち折り返した。

シュートを狙うヴァイクル

 第3Q、同志社が劣勢に立たされた。相手の積極的なインサイドへのアタックに対応しきれず、連続得点を許す。同志社は流科大の堅守を攻略できない。谷口が攻守で存在感を発揮するも、強勢に圧倒される。第3Q開始6分で同点に追いつかれる展開に。すかさずタイムアウトを取り、立て直しを図る同志社だったが猛追を食らい続ける。6―23のビッグクオーターを作りだされ、逆転を許した。3点ビハインドを背負い、最終クオーターに突入する。

 第4Q、同志社は田中翔(法2)のミドルシュートを皮切りに巻き返しを図る。しかし、驚異的な相手のシュート率と、フィジカルを生かしたディフェンスに苦しむ。さらに、果敢な攻めが裏目に出て、ファウルを重ねた。69―82まで引き離され、同志社ベンチには重苦しい空気が漂う。しかし、残り時間1分を切ったところで、ヴァイクル(文情3)と柄澤(スポ3)が連続で3点シュートを沈め奮闘。3点差まで追いつき、制限一杯まで戦う。残り数秒で柄澤が勝負の一本を狙ったが、リングに跳ね返されブザーが鳴った。同志社は反撃が実らず、83―87でまさかの敗戦となった。

リングに向かう西村

 前半のリードを生かせず、2回戦敗退に終わった今大会。「シュート率の低さと、勝負強さが足りていなかったことが一番の敗因。練習からシュート率を上げていかないといけない」(西村)と今試合を振り返った。タイトル獲得までまだ道のりが遠い同志社。秋に待ち受けるリーグ戦に向けて試練の夏を迎える。(髙橋舞衣)

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