ボート部
HEADLINE

【ボート部】新体制で好スタート切る

第9回西日本選手権競漕大会
 4月27・28日に大阪府立漕艇センターで第9回西日本選手権競漕大会が行われた。同志社からは男子舵手付きフォア2艇、男子舵手なしフォア1艇、男子クォドルプル2艇、 男子ペア 2 艇、 男子ダブルスカル4艇、男子シングルスカル3艇、女子ペア 1 艇、女子舵手なしクォドルプル 1 艇、女子ダブルスカル3艇、女子シングルスカル2艇の計 21艇が出場。清水・東野ペア、女子舵手なしクォドルプルがともに優勝を果たした。

 昨シーズン女子ダブルスカルに出場し、全日本選手権4位に終わった清水・東野ペア。悔しさを晴らすべく、今大会に挑んだ。「レースの流れを掴み、確実に1位を取る」(東野)。初日の予選、準決勝では順調なスタートを切り、07:53.02のタイムで決勝へと駒を進めた。
 迎えた2日目の決勝。息のあったストロークで序盤から勢いに乗る。さらにギアを上げると相手を寄せ付けない圧巻のこぎで、大阪公立大に差をつけフィニッシュ。シーズン初戦で好スタートを切った清水・東野ペア。しかし、「まだまだ課題は山積み」(清水)。今レースの課題を修正し、次戦の全日本選手権で金メダル獲得を目指す。

レース後笑顔を見せる左・東野(スポ2)、右・清水(社4)

 続く女子舵手なしクォドルプルには、昨年のインカレに引き続き、落合(グロ地4)、児嶋(スポ3)、金谷(スポ2)、酒井(文情2)が出場。今大会掲げた目標は、猪突猛進し優勝すること。宣言通り、1日目の予選・準決勝から他大学に圧倒的な差を見せつけ、A決勝進出を決める。
 迎えた決勝は、「何度か風が変わり対応が難しかった」(金谷)と悪条件下での戦いとなった。それでも意地を見せ、全力で漕ぎ進める。500㍍地点では2位と約8秒差をつけ首位を独走した。そのまま大きくリードを広げ、1位でゴール。女子舵手なしクォドルプル優勝を飾り、今シーズン初戦順調な走り出しとなった。

必死に漕ぎ進める女子舵手なしクォドルプルメンバー

  チームの最終目標は、日本一を取ること。新体制となって初めて行われた今大会。課題を残しつつも、収穫のあるシーズン初戦となった。2ヶ月後に迫る全日本選手権に向け、日々練習に励みさらなる飛躍を誓う。(文責:中務桜々子、撮影:松島萌笑)

優勝を果たした左・東野、右・清水
優勝を果たした女子舵手なしクォドルプルメンバー
ページ上部へ