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【ボウリング部】宿敵京産大に屈す

6月4日、ボウリングスペースHIT(大阪府)において第62回関西学生春季リーグ戦第7・8週目が行われた。男子部が7週目に京産大と対戦し1−2で惜敗。続く8週目は京大と対戦し、3−0で勝利した。7週目がブラインド戦となった女子部は、8週目に京産大と対戦し0−3で完敗。リーグ最終日に行われる2試合を残し、男子部、女子部ともに京産大を追いかける暫定2位となった。

男子部は、京産大戦に新舎、斉藤、松本(商2)、菅原、熊が出場。先月の第6週終了時点では、ともに勝ち点6、トータルスコアの差で同志社が暫定1位となっていた。第1ゲーム、順調な滑り出しで5人ともに200ピン超えのトータル1142ピンでこのゲームを奪った。しかし続く第2ゲーム、「1ゲーム目でバーンって打って勝っちゃったので、みんな気が緩んだ部分があったのかな」(新舎)とストライクを奪えない苦しい展開に。5人中3人が200ピンに届かず、第2ゲームを京産大に奪われた。1−1で迎えた勝負の第3ゲーム、ルーキーの熊と菅原が好投を見せチームを引っ張ったが、チーム全体では流れを取り戻すことができずトータル991ピン。京産大と62ピン差でこのゲームを落とし、1−2で敗れた。
2試合目の京大戦も1試合目と同じメンバーで臨む。「みんな悔しい思いがあったが、気合が入った」(新舎)。第1ゲーム、エース齋藤が9連続ストライクを決め、トータル270ピンでこの日の最高スコアを叩き出す。他のメンバーもストライクを連発する好調ぶりで、チームトータル1238ピンでこのゲームを奪う。続く第2、3ゲームもトータルスコア1000ピン超えとなり、3–0で京大に快勝した。

斉藤(スポ3)
ハイタッチする左から菅原(商1)、新舎(スポ4)、熊(スポ1)

女子部は、戸塚、石本が出場した。7週目はブラインド戦となったため、この日は京産大との一戦のみ。第6週終了時点では、勝ち点はともに5、ポイント数の差でトップを走る京産大を追いかける。第1ゲーム、「レーン変化が結構激しくて、曲がったり曲がらなかったりが大きかったので、その対応に遅れたかな」(戸塚)と決め切ることができずこのゲームを奪われた。譲れない第2ゲーム、両者互角の戦いを見せ最終フレームまで勝敗の行方がわからない展開に。全員が投げ終わりトータルスコアは同志社が383ピン、京産大が384ピン。僅か1ピン差でこのゲームを落とし、敗戦が決まった。最終ゲームも京産大に取られ、0–3の完敗。「1ポイントでも勝とうって言ってたんですけど、2人とも調子が合わなかった」(戸塚)と悔しい結果に終わった。

石本(スポ2)
話し合う戸塚(商4)、石本

京産大に敗れ、男子部、女子部ともに暫定2位となった。「ここから全部勝てば優勝が見えるので、諦めずに頑張りたい」(新舎)。リーグ戦は残すところあと2試合、互いに逆境を乗り越えアベック優勝を成し遂げろ。(文責:河場真世、撮影:河場真世、沼野涼音)

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