第63回関西学生秋季リーグ戦
9月29日、泉大津フタバボウル(大阪府)において第63回関西学生秋季リーグ戦3・4週目が行われた。男子部は摂南大、近大と対戦。圧倒的な強さを見せつけ、勝ち点を獲得した。
男子部は斉藤(スポ4)、田中(理工4)、松本(商3)、熊(スポ2)、菅原(商2)が出場。アジア選手権に出場していた斉藤と熊が加わったことにより、チームがさらに活気づいた。「良い点数を出すのも大事だが、イージーミスをしないように心がける」(斉藤)と気合十分。摂南大との試合では第1ゲームで斉藤が7フレーム目以外でストライクを記録し267ピンをマークする。久しぶりのリーグ戦出場にも関わらず、好調な滑り出しを見せた。第2ゲームも勢いは止まらず斉藤が9連続ストライクで279ピンの高得点をたたき出し、トータル1131ピンで勝利。「レーンがフレッシュだったので、レーンの変化が少なく自分が投げたいところに投げられた」(斉藤)。第3ゲームも安定した投球が続き、3-0で危なげなく勝利を収めた。
続く2試合目は近大との一戦。第1ゲーム、5人中4人が200ピン超えの高スコアをマークする。第2ゲームには松本が好プレーを見せ、224ピンをたたき出しチームを勝利に導いた。第3ゲームは熊の抜群のコントロール力で258ピンの高得点を獲得した。近大とのハイレベルな戦いの中でおのおのが能力を最大限発揮し、3-0で快勝。「最初は自分のボウリングがなかなかできなくて、ちょっと手こずったんですけど、最後はチームのためにボウリングができたので良かった」(熊)と試合を振り返り、笑顔を見せた。
フルメンバーで戦う今季初めての試合で他大学を寄せ付けない好プレーを披露した男子部。次戦は11月10日、ステーションボウル新田辺で行われる。「再来週に国体があるので、それに向けて自分のボウリングを調整しながら投げていく。そこからリーグに向けて3週間ぐらいあると思うので、自分のボウリングができるように練習を重ねていきたい」(熊)。この1ヶ月で外部の大会で経験を積み重ね、さらに強くなるだろう。レベルアップしたボウリング部の投球に期待が高まるばかりだ。(文責・堀早槻、撮影・沼野涼音、堀早槻)