ボウリング部
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【ボウリング部】5季連続優勝に向け一歩前進

第64回関西学生秋季リーグ戦

 11月9日に、ラウンドワン河原町店(京都府)にて第64回関西学生秋季リーグ戦の7・8週目が行われた。女子の部からは戸塚(商3)、渡辺(スポ2)が出場、男子の部からは松本(商4)、岡田(スポ4)、菅原(商3)、久保(理工2)、渡邉(スポ1)の5名が出場。女子の部は相手校の欠場により不戦勝となったが、選手それぞれが持ち味を発揮した。

投球する戸塚

 女子の部7週目の第1ゲームでは、戸塚が序盤から3本連続ストライクを決めた。渡辺も計4本のストライクを獲得するも、点数が伸び悩む。渡辺が176ピン、戸塚が160ピンとなった。続く第2ゲームでは、戸塚が計6本のストライクを決めて191ピンを、渡辺は172ピンをマークする。残る第3ゲームでは戸塚が175ピン、渡辺が200ピン越えの高スコアをマークした。

 迎えた8週目の第1ゲーム。「試合会場との相性はあまり良くない」(渡辺)。そう語りながらも、勢いを落とさず計6本のストライクを決め、215ピンを獲得した。第2ゲームでは戸塚が勢いをつける。5本連続、計7回のストライクを決め、236ピンのハイスコアをマークした。続く第3ゲームでは戸塚が勢いを落とし162ピンとなったものの、渡辺が225ピンを獲得し試合を終える。「次戦が最後なので、しっかりと全勝で終わりたい」(戸塚)。秋季リーグ最終節となる次戦への意気込みを語った。

投じる岡田

 男子の部7週目は阪大と対戦。第1ゲームから菅原が高得点を叩き出す。合計9度のストライクで245ピンとチームを引っ張り、1ゲームを先取。続く第2ゲームでも第1ゲームの流れに乗り、5人中4人が200ピン以上を記録する好調ぶりを見せる。中でも渡邉が237ピンの好スコアを叩き出した。さらに、第3ゲームではパーフェクトゲームに近い276ピンをマークする。調子の波が激しいという前節の反省点を改善し、好調をキープ。「自分のフォームの確認や、力まずに投げることを意識した」(渡邉)。他のメンバーも好投し、合計1110ピンとハイスコアで圧勝。エース熊の不在を感じさせない戦いぶりを見せた。

快投する渡邉

  続く8週目は強敵である京産大と対戦。第1ゲームでは渡邉が序盤から5回連続ストライクを決める。菅原、松本もストライクを量産し200ピン越えのスコアを記録。しかし、相手の雰囲気に呑まれ1ゲームを取られる。「取れるピンが取れてない時が多々あった」(菅原)と、チームの反省点を振り返る。残ったピンを取りきれるかどうかが第1ゲームの獲得に大きく繋がった。続く第2ゲームでも、渡邉と菅原がチームをけん引。もう後がない状況だったが、全体で押し切りわずか20ピン差で最終ゲームに持ち込んだ。勝負を決める第3ゲームでは、松本が合計9度のストライクで245ピンを獲得し、主将の意地を見せる。それに続き、菅原が259ピンと、ストライク、スペアのみの好投を披露した。「素早いアジャストで、しっかりスコアに繋げられた」(菅原)。そして、勝負は対戦相手の10フレームにまでもつれ込む。1投目でストライクを取られると負けという緊迫した場面だったが、わずか4ピン差で勝利。優勝への望みが繋がった。

 秋季リーグ戦も残すは一戦となる。男女ともにここまで着実に成果を積み上げてきた。最終節でも真価を発揮し、王座を掴み取れ。(尾崎直哉・村田あげは)

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