2月22日、キョーイチボウル宇治(京都府)において第54回全日本個人ボウリング選手権大会、決勝戦が行われた。同志社から、男子は斉藤(スポ2)、松本(商1)が、女子は戸塚(商3)、石本(スポ1)が決勝に進出。斉藤と戸塚がそれぞれ優勝を果たした。
2月20日から行われていた予選を勝ち抜き、決勝に進出したのは4名。斉藤(スポ2)、松本(商1)、戸塚(商3)、石本(スポ1)が決勝の舞台に進んだ。
女子は戸塚が圧巻投球を披露。決勝進出時点で2位と180ピン差と、圧倒的な差をつけた。
決勝の舞台でも安定した投球でリードを保ち続けると、4631ピンで堂々の優勝を果たした。
「3年間大学選手権に挑戦してきて、やっと優勝できたのでとても嬉しい」。2月に行われていた関西選手権首位に引き続き、1位の表彰台にのぼった戸塚。さらに、ハイゲーム299ピン、ハイシリーズ783ピンと、女子のすべての表彰を独占。王者の風格を見せつけた。
男子は、最終日開始時点で齋藤がトップと35ピン差で2位についていたが、決勝開始までに4054ピンで首位についた。しかし、2位の中里との差はたった18ピン差と、油断できない展開が続く。さらに、レーンの電気が消灯し、レーン変更を余儀なくされるアクシデントに見舞われたが、落ち着いて投球を続けた。結果、4666ピンで見事優勝。昨年の全日本大学選手権に引き続き連覇を達成し、またひとつ新たな栄冠を手中に入れた。
全日本選手権アベック優勝という快挙を成し遂げた同志社。「同志社2人で優勝できた、という事実がさらに増して嬉しい」(戸塚)。
来年度、新たに実力者である新入生を迎え入れ、より一層の進化を遂げる同志社ボウリング部。彼らのさらなる飛躍を見逃すな。(撮影・文責:城山歩美)