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【ボクシング部】芦屋大相手に快勝を収めた

2025年度 第78回関西学生ボクシングリーグ戦

 6月22日、龍谷大学深草キャンパス(京都府)にて2025年度 第78回関西学生ボクシングリーグ戦 第4週が行われた。同志社は芦屋大と対戦し、7-2で勝利を収めた。

 この日は森島(文情4)、和田(商4)、星沢(経3)が不戦勝となったため定廣(スポ3)、坂本(法3)、川島(商1)、谷口(スポ2)、細川(スポ4)、山口(法4)の6人で試合に挑んだ。

 前節の対大商大戦で敗北を喫した同志社。目標とする関西優勝を果たすためにも、絶対に負けられない一戦が幕を開けた。

 最初にリングに上がったのはミニマム級の定廣。序盤から相手との距離を縮め果敢に攻める。終始圧倒的な強さを見せつけ、チームの先駆者として白星を挙げた。

パンチを繰り出す定廣

 続くフライ級の坂本は相手選手の猛攻を受ける。芦屋大の素早い攻撃に押し切られRSC負けを喫した。

 1年生にして今季リーグ戦無敗を記録するバンダム級の川島が強さを見せる。1Rから効果的なヒットを生み、主導権を掌握。判定の結果、3-0{30-27.30-27.30-27}で勝利を収め、開幕4連勝を挙げた。

ガッツポーズをする川島

 続いて登場したのはフェザー級の谷口。試合開始から相手に主導権を握られる。攻撃の糸口を見つけるべく第3Rまで戦ったが、相手のペースに飲み込まれ0-3{27-30.28-29.28-29}で判定負けとなった。

 ライト級の細川がリングに立った。1Rからボディーを狙うなどして積極的に攻撃を仕掛ける。接近戦でも強気な姿勢で打ち合いに応じ芦屋大を圧倒。「仲間の気持ちを拳に乗せて戦った」(細川)。熱い想いを胸に、終始相手に流れを譲らず3-0{29-28.29-28.30-27}で白星を奪った。

構える細川

 細川の勝利に後押しされ、ライトウェルター級の山口が会場を沸かす圧巻のボクシングを披露。1Rでスタンディングダウンを奪い、天井に拳を高くつき上げる。「落ち着いて距離を取ることができた」(山口)。4年生としての威厳を見せた山口が、RSC勝ちで完全勝利を収めた。

圧巻の勝利を収めた山口

 強敵芦屋大から白星を飾ったこの一戦は、王座に向けての新たな一歩となった。同日に行われた大商大と関学大の試合で関学大が勝利。これにより同志社、大商大、芦屋大が同率に並ぶ波乱の展開に。次節の対立命大戦で今季リーグは最終節を迎える。「全員で勝って良い締めくくりにしたい」(山口)。勝利の女神を呼びよせるべく、最後の戦いに向けて鍛錬を積み重ねる。(三宅希和)

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