自転車競技部
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【自転車競技部】優勝狙うも追い上げ叶わず

9月3日に文部科学大臣杯第78回全日本大学対抗選手権自転車競技大会ロード競技が長野県大町市美麻地区で行われた。

集合写真

今大会は公道周回コース13.4kmで構成されており、山道を13周する道のりだ。山中でのレースのため、天候が心配されたが晴天を保ち日差しが照らす中での試合となった。

同志社からは4回生の天野壮悠(商4)、1回生の瀬戸口瑛(神1)と天野裕太(商1)が出場した。

レースは序盤から天野壮が攻める。2周目から天野壮が先頭集団へとくい込んでいき、第2集団から瀬戸口と天野裕が追いかける展開となった。レースが動いたのは6周目。第2集団で追い上げを図っていた天野裕が集団から離れてしまい、そのまま追い上げることができなかった。

集団復帰を目指す天野裕

そして、レース集団は3つに分かれる。その中で、第3集団にいた瀬戸口は8周目にDNFとなる。しかし、同志社のエース天野壮は常に第1集団でレースをけん引する。10周目には1位で通過し、集団にプレッシャーをかけ続けた。11周目には先頭集団は6人となるが、そこでも天野壮は粘りを見せる。

走り終えた瀬戸口

試合が動いたのは12周目。順調かと思われた順位に変化が訪れる。先頭集団は3名となり、それを天野壮が40秒差で追いかける展開となった。一時は先頭集団へと秒数を縮めるも追いつくことは出来ず第2集団へと吸収された。

ヒルクライムする天野壮
13周目に追い上げを図る天野壮

そして、先頭集団を走り続けた天野壮にはもう挽回する脚は残っておらず、15位でレースを終えた。

監督は「チームとしては個人のベクトルが他のチームに比べて、まとまっていなかった。」と振り返った。また4年間、部をけん引してきた天野壮悠に対しては「満身創痍の中で2周目から逃げて、熱い気持ちを見せてくれた。今後は日本を代表する選手になってほしい」と話した。【撮影:大嶽悠雅、林康陽、西田雄哉 文責:西田雄哉】

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